マケインがシリアの革命支援を示唆

2011.10.25


 military.comによれば、ジョン・マケイン上院議員(Sen. John McCain)は日曜日に、リビアの軍事作戦が終わろうとする今、シリアで市民を守る軍事行動が検討されるかも知れないと言いました。

 「リビアでの軍事作戦が終わろうとしている今、どんな実際上の軍事作戦がシリアの市民の命を守るために考慮されるかも知れないという関心が再生するでしょう」と、マケイン上院議員はヨルダンの世界経済フォーラムで言いました。「アサド政権は大量虐殺を成功できると考えるべきではありません。カダフィは間違いを犯し、すべてを失いました」。


 長い記事ですが、冒頭だけ紹介するに留めます。

 シリアへの介入はリビアの場合とはまったく違います。比較的孤立していたカダフィ大佐と違い、シリアはイランとの関係があり、容易に第三国の介入を招きます。よって、空爆を中心とした軍事作戦には思ったような効果が出ない可能性もあるのです。

 独裁国家への介入がうまく行ったとは言え、足踏みをしながらの介入で、かなりの時間と資金を要したはずです。安直に、同じパターンで成功できると考えるのは誤りです。

 マケイン上院議員もリップサービスのつもりで言ったのでしょうが、こうした成功に乗じた行動は失敗を招きやすいことを考えるべきです。いまは黙っている方が、各国に与える圧力が高まると考えるべきです。



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