アメリカがリビア内戦の負傷者を受け入れ

　military.comによれば、アメリカは約束したとおりに内戦で負傷したリビア人を治療のためにボストンとドイツへ空輸しています。

　ヒラリー・クリントン国務長官（Secretary of State Hillary Clinton）とレオン・パネッタ国防長官（Defense Secretary Leon Panetta）は木曜日遅くの国防総省の声明で、24人のリビア人が土曜日にボストンのスポールディング病院へ、６人の重傷者はドイツへ行きます。彼らは負傷者はリビアでは治療できない容体ではないと言いました。

　声明は救急ヘリコプターがリビアの暫定国家評議会から要請されたと言いました。リビアの未来に責任を持つために支援の小さな印として、アメリカは支援を提供していると言いました。

　昨日は記事を更新できずに済みませんでした。

　先日発表されたリビアへの支援が実際に実行されていることを示すニュースです。それだけでなく、この記事で米軍が救急ヘリコプターを提供していることも分かりました。これで先日、負傷したカダフィをシルトからミスラタへヘリコプターへ運ぼうとした理由が分かりました。こうした支援が行われているからこそ、搬送の決断がなされたのです。ヘリの提供を米政府が公表していたかどうかは分かりませんが、特に秘密すべきことではありません。

　それから、暫定政権のゴガ副代表がカダフィ大佐を殺害したものを起訴することと、殺害は個人的な犯行だという見解を示しています。犯人は分かっているかのような口振りです。真相が解明されることを望みます。先日、私はカダフィ大佐の司法解剖が行われていないと言いました。しかし、野菜冷凍庫の映像の他に、病院らしい場所で撮影された映像があり、その時のカダフィの胸には解剖のために必要な切開場所を示す線が引かれています。病院の映像が冷凍庫の映像の跡に撮影されたのなら、埋葬の前に解剖が行われたことになります。殺人罪を証明するには、殺害場所、殺害方法、動機の３点の解明が必要とされます。国際的に理解される程度に事件を説明するには、少なくとも司法解剖を行い、何がカダフィを死亡させたかを特定し、銃弾を取り出してライフルマークを確認する必要があります。このため、現在は私は解剖は埋葬の前に行われたかも知れないと考えています。