米空軍が遺体を埋め立て地に投棄
military.comによれば、米空軍は水曜日に、隊員の身体の一部の遺灰がしばしば埋め立て地に捨てられたことを認めました。
広報責任者のレス・クドリック准将(Brig. Gen. Les Kodlick)は、灰は戦死した隊員の骨や遺体の一部だと言いました。2008年まで、家族が空軍にそれらを処分するように依頼した時、彼らはデラウェアのドーバー空軍基地(kmzファイルはこちら)の近くにある火葬場まで送り届け、処分のために契約者に与えました。
遺体は現在、水葬されます。
「慣例は、焼却後に残った残留物すべてを契約業者が埋め立て地に捨てるということでした」「我々はもっとうまくやれたでしょう」とクドリック准将は言いました。
この発覚は、米兵の遺体が間違って取り扱われ、ドーバー空軍基地で遺体の一部が失われたという報告書の公開に続きました。
基地の高官3人が18ヶ月間の調査の後で処罰されました。
調査は基地の葬儀事務所の告発者3人による訴えがあがったあとで、隊員と軍扶養家族の遺体の不正な取り扱い、処理と輸送に関して実行されました。
処罰を受けた人、告発した人の人名などは省略しました。
驚くべき出来事なので取り上げました。ドーバー空軍基地は戦地から戻った戦死者を最初に受け入れる特別な場所です。しかし、アーリントン国立軍人墓地でも、死体が間違った墓に埋葬されたり、一つの墓に死体が二体埋葬されたり、墓地の地図に墓が載っていないなどの負傷時が連発しています。負傷兵の医療もそうですが、銃後におけるケアが意外といい加減に行われていて、苦情が多いことは、一向に改善されません。人々は兵士への敬意は口にしますが、それならなぜこういう問題が後を絶たないのかという疑問が湧きます。ここに人心の矛盾があるのだと、私は考えます。
自衛隊も東日本大震災派遣でメディアから称賛の嵐を受けましたが、調子に乗らず、職務に励んで欲しいと思います。人の心なんて、こんなものだと割り切る必要があります。
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