IED対策で海兵隊に防弾パンツ
military.comによると、アフガニスタンに派遣されている海兵隊員に防弾パンツが15,000着支給されました。
これはIED対策として追加の防護を与えるためのもので、爆発から生じる小片を食い止め、砂とその他の微粒子が爆発による傷を防ぎ、致命的な感染症を回避します。目標は通常、鉄条網の外へ行く海兵隊員に3着、基地に留まる海兵隊員に1着を与えることです。この下着は内股、腸、鼠径部を守るため、大腿動脈への致命傷を防ぐために、シルクの中にケブラー繊維が縫い込まれています。最終的に、海兵隊は183,000着の契約を獲得し、アフガンの海兵隊員に1人4着を与えたいとしています。
この防弾パンツの写真はmilitary.comの記事や「Stars and Stripes」の元記事に載っています。後者の写真だとより明瞭ですが、防弾パンツは膝上から腰までを守る形になっています。血管が太い部分を守り、失血で死亡しないようにするための防具といえます。膝から下の血管は比較的止血がしやすいということでしょう。
これを着ることで余計に暑くなるでしょうが、怪我をするよりはましということです。IED対策は未だに有効ではなく、米軍はこうした対処に追われているのです。
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