カダフィ大佐が首都周辺で集会を開催
BBCによれば、リビアのカダフィ大佐の演説が初期の激しい戦闘で反政府派から奪還したザウィヤ(Zawiya・kmzファイルはこちら)で放送され、リビアを離れないと宣言しました。
カダフィ大佐は権力に留まるという彼の意向を強調しました。「彼らは私に去るように求めています」「私は決して私の祖先や私のために自身を犠牲にした人たちの土地を離れません」。彼の演説は拡声器で首都の50km西にあるザウィヤに放送されました。
それは彼の軍隊が支配している街で彼が支持を受けているを示すのを目的とした、ここ数日で3回目の演説でした。週末にズリタン(Zlitan・kmzファイルはこちら)でも集会があり、一部はバスで来た40,000人が大佐への指示を声に出すために中央の広場を占領しました。
戦況に関する情報も記事に書かれています。
日曜日早くに、トリポリの東側にある郊外、デジュラ(Tajoura・kmzファイルはこちら)がNATO軍の空爆を受けました。煙が立ち上り、爆発が少なくとも1時間続いたことが報告されました。リビアのテレビ局は、民間と軍の目標が攻撃されたと伝え、詳細は示さないながらも犠牲者が出たと言いました。NATO軍は目標がアフリカ連合の平和維持任務のための車両を保管しているように見せかけた軍の倉庫であると言いました。偵察はカダフィ大佐がミスラタ近くの戦いを続けるために車両を使っていることを示しました。この攻撃の一部を担ったイギリス空軍は、17個の精密誘導爆弾を落とし、目標に大きな損害をもたらしたと当局は言いました。
東部では、ブレガ(Brega・kmzファイルはこちら)に前進しようとした反政府派10人以上が殺されたと報じられました。カダフィ軍の死者は不明です。
それから、BBCによればイギリスは監視と調査のために航空機を増やす用意があると言いました。
非公式の交渉が報じられて世界中に知られたので、カダフィ大佐はそれを否定する演説をしたというところです。倒産寸前の会社で、社長が苦境を社員に知られず、ある日突然、会社が閉鎖されるのに似た構図と思います。
テジュラには軍施設がいくつかあり、そのどれかを狙ったのでしょう。ここには地下壕や核研究所もあります。
しかし、ズリタンで大規模な集会が開かれたのは軽視できません。首都から人を運んで、反政府派最前線の目の前で開催したのです。でも、これは軍事的な手法が手詰まりで、人心を堅固にするための工夫だったかもしれません。軍が動けないので、人を動かして、防壁としようとしているのなら、これはカダフィ政権の末期です。
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