NATO軍とアフガン警察が銃撃戦
military.comによれば、アフガニスタンのカンダハル州で、NATO軍とアフガン警察の間で一晩の間に2回の銃撃戦があり、1つの事件でアフガン警察官4人が死亡、4人が負傷しました。
衝突はカンダハル市郊外の農業コミュニティ、アルガンダブ地区(Arghandab district)で起こったと、この地区の最高位の当局者、シャー・モハマッド(Shah Mohammad)は言いました。
銃撃戦を始めたものは明らかではなく、モハマッドは原因を調べるために調査官を現地に派遣したと言いました。「いまは、私たちは当地からの、このとても悲しいニュースを得ているだけです」。
NATO軍広報官は、アルガンダブ州で事件があったことを認めましたが、詳細は提供しませんでした。ジャスティン・ブロックホフ大尉(Capt. Justin Brocckhoff)は、調査後に詳細が利用できるようになると言いました。
ガズニ州(Ghazni)で、それと同時に、NATO軍はガズニ市の検問所に配置されているアフガン警察と、双方が間違いに気がつく前、短時間の戦闘を行いました。NATO軍兵士がこの地域を夜間パトロール中に検問所に近づいたと、ザラワル・ザヒド州警察本部長(Police Chief Gen. Zarawar Zahid)は言いました。アフガン警察は武装した男たちを見て、止まるように要請し、NATO軍がそうしなかったので発砲を始めたと、ザヒド本部長は言いました。銃撃戦は約15分間続き、双方に死者はいなかったと、ブロックホフ大尉は言いました。
火曜日の夜にカンダハル市で警視正が未知の男に射殺されたと、シェラシャー・ヨサフザイ警察副本部長(Deputy Police Chief Shershah Yousafzai)は言いました。武装勢力が警視正を殺したと疑われています、タリバンは繰り返し、アフガン軍と警察を標的にしてきました。
ガズニ州の銃撃戦は単純な誤認が原因のようですが、カンダハル州の方は気になります。アフガン警察だけに被害が出ている点は、事件の原因と何か関連があるのかも知れません。とにかく今は、調査結果を待つしかありません。
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