アンジーが初監督で戦争映画を完成
military.comによれば、女優のアンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie)が初めて脚本兼監督として、戦争映画「In the Land of Blood and Honey(流血と蜂蜜の国で)」を完成させました(公式サイトはこちら・imdbの該当ページはこちら)。
1990年代のボスニア戦争中のサラエボが舞台で、セルビア人の警察官「ダニエル(Danijel)」とイスラム系の芸術家「ハイラ(Ajla)」は恋人同士でしたが、紛争で引き裂かれ、ハイラは収容所に送られ、そこでダニエルと再開するという物語です。
予告編や記者会見の様子は、リンクしたimdbや公式サイトで確認できます。
この作品は現在、ゴールデン・グローブ賞の外国語映画賞にノミネートされています。予告編は英語に吹き替えられていますが、撮影時は現地の言葉(ボスニア語とセルビア語)で撮影されました。
タイトルの「蜂蜜」は、ボスニアとセルビアが蜂蜜の生産で有名なことと、「恋人」にかけているのだと思われます。
概要を見るだけでも、切ない作品になっているように感じられます。ジョリーは「愛はすべてのために」で、戦争で引き裂かれる恋人同士を演じたことがあり、ボンティア活動にも積極的です。非常に期待できる作品です。一般公開は来月から各国で始まりますが、現段階では日本での公開は明記がありません。
日本語字幕がどうなるか気になりますね。軍事用語はさほど多くないみたいですが、意外なところに盲点がある場合があります。
|