「ランボー」もどきの追跡劇の結末
military.comによれば、映画「ランボー」さながらの追跡劇が、アメリカのレーニア山国立公園(Mount Rainier National Park)で起きました。
容疑者ベンジャミン・コルトン・バーンズ(Benjamin Colton Barnes・24歳)は、交通取り締まりを逃げ、バーンズを捕らえるために車止めを設置した公園レンジャーのマーガレット・アンダーソン(Margaret Anderson)を殺害し、森へ逃げ込みました。銃撃事件の直後に開始された捜索は夕暮れによって打ち切られました。国立公園は月曜日に閉鎖されました。
バーンズは以前に違法行為がある元兵士です。彼は徒歩で荒野に逃げ込む前、現地時間の11時にアンダーソンを強力な突撃銃で撃ったとされています。法執行官がシアトルの南にあるワシントン州の国立公園を捜索する時、夜間気温は華氏30度(摂氏-1度)が予測されました。武器、防弾ベスト、サバイバル用具を積んだ車が発見されましたが、バーンズの物かどうかは明らかではありません。
地元メディアの「KOMO News」によれば、バーンズは土曜日早くに、シアトルの南東10マイルのスカイウェイ(Skyway)で4人を負傷させた銃撃事件に関与していると考えられています。目撃者は容疑者は夜の早い時間にパーティから立ち去るよう求められ、戻ってきて撃ち始めたと警察に証言しました。
ここまで読んで「KOMO News」の記事を確認したところ、SWATチームがバーンズの遺体を発見したと書かれていました。車から足跡を追ったSWATチームは月曜日に部分的に山の小川に沈んで横たわった状態のバーンズを発見しました。彼はTシャツにジーンズ、テニスシューズを身につけていました。身体に傷はなく、色々な要素によって死亡したと考えられています。
バーナスはイラク派遣でPTSDを煩い、自殺したがっていました。バーンズの家族によれば、彼は2009年に陸軍を除隊する前に1回の戦地派遣を経験しました。FBIによれば、彼は戦闘部隊ではなく、通信部隊にいました。
事件は一部しか解明されておらず、ストレスが原因かどうかは断定できません。非戦闘部隊の隊員にもPTSDがあり得ることは、すでに証明されていますから、バーンズが通信部隊にいたことは特に不思議ではありません。
テレビニュースで見られる彼の身体のタトゥーの図柄に一貫性がなく、思いつきで描かれ、幼稚な内容に見える点は、彼の性格が不安定だったことを示しているように思われます。
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