アレッポとホムスの中間で激戦

　military.comによれば、シリア軍の軍用機がマアッラト・アル・ヌーマン（Maaret al-Numan・kmzファイルはこちら）を空爆しました。

　空爆は10月９日に反政府派がマアッラト・アル・ヌーマンを占領してから、毎日行われていると、「the Syrian Observatory for Human Rights」は言いました。反政府派がマアッラト・アン・ヌウマーンの南の幹線道路で政府軍の車列を攻撃した後、反政府派１人が殺されました。政府軍はハイウェイの支配を取り戻し、アレッポで過去３ヶ月戦火の中にある部隊へ再補給を行い、ワディ・デイフ陸軍基地（Wadi Deif base・kmzファイルはこちら）で包囲されている250人を援助したいのです。

　金曜日、人権団体と同じく、反政府派は政権軍がクラスター爆弾を使ったと主張しました。反政府派は空軍が住宅地に落とし、沢山が爆発しないままだというクラスター爆弾の子弾をAFPの記者に見せました。シリア政府はクラスター爆弾を所有していないと言います。

　なかなかシリアの戦況が分からない中、マアッラト・アル・ヌーマンで激戦が続いていることが分かりました。この街の東にワディ・デイフ陸軍基地があり、そこを反政府派が包囲しています。この基地の名前は「Wadi Aldaif」とも書かれるようです。別の記事によると、反政府派は13日に再びこの基地を包囲し、その状態が続いています。ここには戦車15両もあるとされます。

　再補給を試みているということは、アレッポのシリア軍はまだ健在ということです。アレッポでの戦闘はどうなっているのでしょうか？。時間をかけて様々なメディアをチェックしないと分からない段階に来ています。