佐世保市米兵変死事件の詳細
先日少し書いた佐世保市の早岐(はいき)駅で死亡した米軍人が見つかった事件をmilitary.comが報じました。
死亡したのは、米海軍のサムエル・ルイス・スタイルス2等兵曹(Petty Officer 2nd Class Samuel Lewis Stiles)です。
この事件は国内で報道されていますから、特に注意すべき部分だけ紹介します。
死因は調査中ですが、日本のメディアは、彼が電車の上に登り、頭上の電線で感電し、落下して頭を打ったと報じました。
現場には日本製のカクテルの空缶が4〜5個がありましたが、彼が飲んだかを特定するために、警察は血液型テストを行っています。彼は基地外に住み、身分証明書を持っていなかったので、警察は海軍基地をふくめ、様々な場所に問い合わせました。
在日米海軍当局者はスタイルスの家族が知らせるまで、彼の名前を確認しなかったようで、佐世保に上流中の水兵が死亡したと言いました。当局は、彼が門限を破ったかは言いませんでした。「言うまでもなく調査が行われるでしょう」と在日米海軍広報官は言いました。
警察は、スタイルスが発見された時、前頭部に出血があり、ウインドブレーカーの一部が焦げていたと言いました。暴力を受けた後はありませんでした。
作業員が土曜日の夜に駅を閉める前にチェックした時、彼はそこにいなかったと警察は言いました。経済学はチェックした時刻を言いませんでしたが、日本のメディアは日曜日の午前0時30分だと報じました。
沖縄で起きた強姦事件への対応のために、10月19日に、在日米軍の全隊員に午後11時〜午前5時までの外出禁止令が課されました。
早岐駅の佐世保方面の最終便は午前0時28分です。乗り遅れの段階で門限を過ぎています。
スタイルス2等兵曹は、門限を大幅に破り、ヤケクソになったのか、持っていた酒を飲み、電車によじ登ったようです。駅にも入り口からではなく、柵を乗り越えて入ったのでしょう。日本の常識など、お構いなしです。
しかし、まだ気になる部分があります。仲間が現場にいた可能性です。血液検査は、それを明らかにするかも知れません。一緒に来た仲間がスタイルスに電車に登るようにけしかけた可能性すら考えます。彼が感電したのを見て、彼らは現場から慌てて逃げたのかも知れません。若い男は集団になると、バカをやるものです。
沖縄の事件の直後にして、このざまです。地元警察は事件を軽視せず、真相を明らかにしなければなりません。
ちなみに、この記事につけられた元空軍少佐のコメントは「門限なんか気にしている奴はいない」でした。これが米軍の一般的な意識です。
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