仏は新シリア政権を承認、米英は支持のみ
BBCによると、シリアの反政府派が結成した連立グループを、フランス政府と湾岸諸国がシリアの合法的代表と認めました。アメリカとイギリスは支持を表明しましたが、亡命政権とは認めませんでした。
ヨーロッパ諸国が新団体をシリアの暫定政権と認めることで、アサド大統領を倒すための武器を買うことを可能にしました。フランスのフランソワ・オランド大統領(President Francois Hollande)は、武器がどこへ行くのかが明らかでない限り、供与はしないと言いました。
イギリスのウィリアム・ハーグ外務大臣(Foreign Secretary William Hague)は、「我々は彼らがシリア国内で支持を得るところを見たいのです」「それはとても重要な評価です」「彼らがこれらすべてをなすならば、我々は彼らをシリア国民の合法的代表と認めることができます」と言いました。
時間がないので、記事の最初の方だけ紹介しました。夜に残りを掲載できるかも知れません。
BBCの記事には新政権の名称が「The National Coalition for Syrian Revolutionary and Opposition Forces」と書かれています。先日は「The National Coalition for Opposition Forces and the Syrian Revolution」と書かれていました。微妙に言葉が入れ違っていて、この政権に対する期待度が低いことが窺えます。
各国の態度の違いが、どう結果に表れるかが気になるところです。
ハーグ外務大臣の見解は特に興味深いので紹介しました。シリア国民の支持を要求した見解は、これが初めてです。
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