シンクレア准将醜聞の続報

　military.comが米陸軍史上に悪名を刻むジェフリー・シンクレア准将（Brig. Gen. Jeffrey Sinclair）の裁判について続報を報じました。

　被害者の女性は、最初はシンクレア准将の関心を惹いたことを光栄だと感じたといいます。二人は2008年にイラクの前進作戦基地で最初に性的関係を持ちました。「私は彼と極度に親密になりました。旅団の誰もが、彼が神のようだと言っていました」。AP通信は性的暴行の被害者の名前を公表しません。

　現在大尉の彼女は、フォート・ブラッグ基地（Fort Bragg）での審問の２日目に証言しました。証言の間、シンクレア准将は繰り返し、目をむき、大きなため息をついて、元側近を被告席から見つめました。彼女は彼を見ませんでした。

　大尉は、シンクレア准将が特殊部隊の訓練を受けており、素手での殺し方を知っており、戦場の殺し屋との評判を受けていたため、脅しを信じたと証言しました。

　シンクレアの元指揮官、ジェームズ・ハギンズ少将（Maj. Gen. James Huggins）は月曜日に証言し、彼は女性大尉がシンクレアがセックスを強要したと彼に述べたあとで、起訴につながった犯罪調査を始めたと証言しました。ハギンズ少将は、３月19日夜に、大尉が泣きながら執務室を訪問したと言いました。彼女は直上の指揮官で妻帯者のシンクレアと３年間性的関係にあったと報告しました。不倫は軍規の下では犯罪です。ハギンズ少将はこの女性将校を、シンクレア准将が彼の指揮下に配属替えするよう、特に要請した優秀な兵士だと知っていました。ハギンズ少将によれば、大尉は、シンクレア准将がオーラルセックスをするように強制し、彼女も進んで、米国内の陸軍基地、ドイツとイラクの派遣先、アフガニスタンの空挺師団司令部で上官とセックスをしたと言いました。ハギンズ少将によれば、彼女が不倫を終わらせようとすると、シンクレアは彼女を脅し、セックスをすることに固執しました。しかし、彼女は他の女性とシンクレアのアカウントの間に電子メールの交換があるのを見つけた後で、ハギンズ少将に報告しようと決めました。

　証言はこれからも出てくるでしょうが、この段階で、日本ではワイドショー向けのネタに転落していますね。人事に横槍を入れて、自分が気に入った女を集めていただけの話です。コメントするのも馬鹿馬鹿しい話なので、次の記事を待つことにします。