アフガン派遣軍に新型パンツを至急へ
military.comによれば、アフガニスタンに派遣される米陸軍兵士には4月から新しい、厳しい地形に耐えるパンツ「陸軍戦闘パンツ(Army Combat Pant)」が支給されます。
このパンツには特殊作戦軍が好んできた、組み込み式の膝防護材が特徴です。昨年9月に軍は出来るだけ早くにパンツを配備できるように、「Crye Precision LLC」と「Propper International」と36,000本の陸軍戦闘パンツを製造するよう契約を結びました。この初期製造のパンツに加えて、陸軍は夏にユーザーを制限して、陸軍戦闘パンツの設計を確定する評価を行います。9月に、軍は異なる素材を特徴とし、2種類のスタイルの膝パッドの5種類の戦闘パンツ1,000本を製造する契約を「ReadyOne Industries」と結びました。膝パッドは「Crye Precision」と「Patagonia」によって製造されます。
当局は、デザインを評価する部隊を決めていませんが、フォート・アーウィン基地(Fort Irwin・kmzファイルはこちら)の国立訓練センター(National Training Center)で行われる「任務予行演習(Mission Rehearsal Exercise)」かフォート・ポルク基地(Fort Polk・kmzファイルはこちら)の統合準備訓練センター(the Joint Readiness Training Center)で行う予定とみられます。
4月に支給される限定製造の陸軍戦闘パンツは150〜200ドル。標準のACU(陸軍戦闘服)のパンツは86ドル。デザインが確定した後、軍は新しいパンツが100〜125ドルになることを望んでいます。
丈夫な素材に膝パッドが組み込みというのが新しい戦闘パンツの特徴ですが、記事を読むよりも映像を見てもらった方が理解は簡単でしょう。細かい特徴に関する記述は省きました。
パンツの上に膝パッドをつけるのと違って、ずり落ちない点が利点です。同じ型のパンツは記事に示されたメーカーから販売されていますが、それがアフガンに派遣される陸軍兵士に至急されるという訳です。
余談ですが、このパンツは日本ではミリタリー専門店などで販売されていて、パンツが3万円台、膝パッドが約4万円で売られています。たくさん売れないから、こんな高値になるのだと思いますが、この値段でも買う人がいるのには驚かされます。
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