パキスタン補給ルート再開は2月か?
アメリカとパキスタンが関係修復のために動いています。これは今後のアフガニスタン戦略上、重要な問題です。
military.comによれば、中央軍司令官のジェームズ・マティス大将(Gen. James Mattis)は11月26日にパキスタン兵24人を殺害した爆撃について話すために、パキスタン陸軍参謀長、アシュファク・パルベズ・カヤニ大将(Gen. Ashfaq Parvez Kayani)に会うために今月パキスタンを訪問します。
匿名希望の米政府当局者によれば、マティス大将は事件後に最初にパキスタンを訪問する最初の高官です。訪問のニュースは火曜日にパキスタンの国防大臣、アフマド・ムフタール(Defense Minister Ahmad Mukhtar)が、よりよい協定を話し合った後でアフガン国境をNATO軍の補給のために再開すべきだと言ったのに続きました(関連記事はこちら)。
イスラマバードはワシントンとの関係を再評価し、パキスタン議会は両国の同盟を定義する新しいガイドラインを解決しようとしていると言いました。議会は2月中旬に修正された関係について採択する見込みです。それは補給ルートの再開を地ならしします。
パキスタンのヒナ・ラバニ・カー外務大臣(Foreign Minister Hina Rabbani Khar)は先週、ルート再開は大きな問題ではないと言いました。国防大臣は火曜日にこの見解を繰り返し、「私は決断をしている、勧告を与える人々が正しい決断をすると思います」と言いました。
military.comによれば、ビル・マクラベン海軍大将(Adm. Bill McRaven)がアフガンの特殊作戦軍が米軍の撤退後、役割の拡張に備えていると言いました。
オサマ・ビン・ラディン襲撃を指揮した部隊の指揮官であるマクラベンは、特殊作戦軍がオバマ政権の現在の計画の元で一番最後に撤退し、国防総省はアフガン戦のより多くの責任を上級特殊作戦将校に委ねることを認めました。マクラベンは特殊作戦はこの夏に、より小さなアメリカの駐留に備え、目標捕捉と訓練を統合すると言いましたが、彼は最終的な決定はまだなされていないと強調しました。「私は特殊作戦が最後にアフガンを去ることを疑いません」「何であれそれを越えたものについて、我々は多くの選択肢を調査しています」。
ホワイトハウスは特殊作戦軍にアフガン作戦全体を戻すことを検討しています。匿名の当局者たちによれば、この進化は2014年にNATO軍の縮小を過ぎると大きく拡張されます。
長い記事なので簡単にポイントだけを訳しました。
もはや2月のルート再開は間違いのないところでしょう。どんな取り決めがあるかは分かりませんが、何かが決められて、ルートは再開します。
大軍が撤退すれば、パキスタンルートの価値は下がります。特殊部隊の数はそれほど多くなく、現在のような大量の物資輸送は必要がありません。しかし、特殊部隊はタリバンを追いかけてアフガン国境を越えることがあります。また同じような問題が起きる可能性があるわけです。多分、両国間の話し合いはその辺に集中するものと思われます。
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