テポドンの据え付けは数日中の見込み
military.comによれば、北朝鮮は今月発射する予定のロケットを数日中に発射台に乗せるはずです。
「発射台とタワーでの活動レベルはロケットが数日以内に設置されることを示しています」と、「IHS Jane's Defense Weekly」の写真アナリスト、アリソン・プッチーオニ(Allison Puccioni)は言いました。ソエイ発射基地の3月31日の写真は、発射台により多くの車両があり、その横に燃料タンクがあることを示すとプッチーオニは言いました。「発射タワーの上のガントリークレーンは現在、ロケットを立てるために移動式発射台の真上の位置にあります。
チャールズ・ビック氏から最新のレポートが届き、ロケットは打ち上げの5〜7日前に発射台に乗せられるとの見込みを教えられました。現在、このレポートはGlobalsecurity.orgに掲載されています(レポートはこちら)。
今回は前回のようにすべての機体をガントリークレーンで組み上げるのではなく、ロシアがやっているように機械で立ち上げ、クレーンは3段機体とペイロードと、それを覆うシュラウドを組み立てるのに使うということです。このためにクレーンが舞水端里基地よりも小さいということでしょう。このことは以前に教えてもらい、当サイトでも紹介していましたが、ようやく現実化するということです。
テポドンを以前よりも短時間で打ち上げられるようになったことを北朝鮮が証明しつつあるという訳です。これは軍事情報として重要ですが、今朝のテレビニュースではどこも取り上げていませんでした。
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