フッド基地の兵士が爆弾製造で裁判へ
military.comによると、連邦検察官はフォート・フッド基地(Fort Hood)の兵士でいっぱいのレストランで爆発させる計画の爆弾の組み立てが完了する数時間前にナセル・ジェイソン・アブド上等兵(Pfc. Naser Jason Abdo)は阻止されたと言います。
検察官は火曜日のアブド上等兵の冒頭陳述で、イスラム教徒の兵士が基地近くのキリーン市(Killeen)で大量殺人を行おうと意図したと言いました。最初の検察側目撃者のFBI特別捜査官、C・マイケル・オーエンズ(C. Michael Owens)は、アブドがイラクとアフガニスタンの人たちのために自分を殉教者にするためにキリーン市に行くと言ったと言いました。被告弁護団はウェーコー連邦裁判所で爆弾はそもそも作られなかったと反論しました。大量破壊兵器の使用未遂とその他の起訴で有罪になった場合、アブド上等兵は終身刑に直面します。
事件の内容がほとんど分からないのですが、FBIがおとり捜査をやっていたことが想像されます。目撃証言だけでなく、爆弾の材料も押収されていることが想像されますが、弁護団はそれは組み立てるまでに至らなかったと主張しているのかも知れません。次回以降の公判で事件の内容がさらに明らかになると思いますので、その時にまた取り上げたいと思います。
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