軍が焼却用穴の煙と健康被害の関係を認識

　military.comによれば、アフガニスタンで最大の軍事基地の一つでの８年間の大気環境評価は隊員と民間人が焼却用穴からの大気汚染物質にさらされ、長期間の呼吸系疾患を起こしかねないと米陸軍の覚書は言いました。

　2011年４月15日付けの１ページ分の覚書の一部は「バグラム空軍基地における大気環境に関連する長期間の健康上の危険は、肺機能の低下や慢性気管支炎、慢性閉塞性肺疾患（COPD）、喘息、アテローム性動脈硬化症または他の心肺病気を悪化させる慢性の健康状態に発展する危険を増やすレベルでの潜在的な長期間の被曝があることを示します」と読めます。

　2002年から予防医療チームは毎週バグラム空軍基地で大気サンプルを取り、汚染物質の計測は米環境保護局の健康基準を上回ったと覚書は記しています。これは健康問題と焼却穴の煙にさらされたことには直接的な科学的関連がないという長年の政府の主張を否定します。

　時間がないため、記事の公判は省略しました。この記事Wired誌の「Danger Room」に最初に掲載されました。

　この問題はイラク戦でも起こり、繰り返し報じられてきました。当サイトにもいくつかの記事が載っています。軍基地の近くに巨大な穴を掘り、そこに何でも放り込んで焼いたのです。その結果、そこから出る煙で隊員や民間人に健康被害が出たというわけです。2002年からの測定で米軍が危険を認識してきた点は重大です。時間がないので、これくらいにします。