反イスラム授業の報告書が学校の見直しを勧告
military.comによれば、マシュー・ドーリー中佐(Lt. Col. Matthew Dooley)が反イスラム的な教材を用いた授業を行ったことに関して、判断力の低下と監視不足が事件を招いたという報告書が米国防総省で出されました。
教師を務めたドーリー中佐は教務から解任されましたが、調査官は民間人当局者2人について、彼らも懲戒を受けるかどうかを決定するために評価することを勧告しました。今年、教務を解任されたドーリー中佐は、8月に別の任務へ定期異動することになっています。勧告には、教程がアメリカの政策に合わせて再設計されるべきで、教程はゲスト講師を含めて外部の教授にできるだけ頼らないことを勧告しました。報告書はカリキュラムを評価・承認するために、学校のシステムを変えることを示唆しています。
記事には既知のことが多いので大半を省略しました。必要なら以前の記事を読んでください(過去の記事はこちら)。
この記事で引っかかるのは、勧告の中に部外者2人の懲戒と、外部の講師に頼るなという部分があることです。問題の授業には部外者が関わっていて、授業にも参加していた可能性があります。それがどんな人物なのかはどこにも書かれていませんが、誰だったのかは非常に重要です。猛烈に知りたいと感じました。客観的であるべき軍人の教育に、極めてバイアスの強い人物が関わればどんな結果になるかは明白だからです。
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