ロシアがシリアへの武器供与を停止
military.comによれば、月曜日にロシアは状況が落ち着くまで新しい武器契約に署名しないと言いました。
ロシアは過去の契約は継続しますが、シリアへ新しく武器を売らないと、ロシアの軍・技術協力局(the military and technical cooperation agency)の副局長、ビアチェスラフ・ジルカン(Vyacheslav Dzirkaln)はファーンボロー航空ショーで言いました。
ロシアはシリア軍に過去に提供した兵器のスペアパーツと修理の支援を提供していました。彼はロシアはヘリコプターや戦闘機をシリアに売らないと主張しました。イギリスのウィリアム・ハーグ外務大臣(Foreign Secretary William Hague)は月曜日に、この決定を歓迎するものの、武器供給の停止を確認したいと言いました。先月、ヒラリー・ロダム・クリントン国務長官(Secretary of State Hillary Rodham Clinton)はロシアが攻撃ヘリコプターをシリアに送ることで危機を劇的に悪化させると避難しました。国務省はあとで、それはシリアの所有物を修理したヘリコプターだったと認めました。
記事の後半は省略しました。
軍・技術協力局はロシア国防省の下部組織で、多分、武器輸出を担っている部門でしょう。この決定がシリア情勢に大きく影響を与えるかというと、そうではないでしょう。内紛が長期間に渡らない限り、大きな影響はありません。ロシアがこう言い切れるのは、今現在、シリアとロシアには大きな武器供与契約がないからだと思われます。航空ショーで記者に質問されて答えた程度の話ですから、それなりに受け止めておくべきです。それでも、シリアの反政府派にとっては、悪い話ではありません。
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