不可解な小型ボート接近事件

2012.7.17


 military.comによれば、米海軍第5艦隊の給油艦ラパハノック(USNS Rappahannock)が高速で接近するモーターボートに50口径機銃を発砲し、乗員1人を殺したとみられます。

 モーターボートは小型の白いプレジャーボートで、ラパハノックが繰り返した威嚇射撃を含む警告を無視し、引き返して高速で接近を続けました。こうした船の接近を阻止する努力が失敗した後で、保安チームが50口径機銃を撃ったと声明は言いました。小型ボートは後退し、アラブ首長国連邦のジュベル・アリ港(Jebel Ali)に向かう元のコースへ戻ったように見えました。事件は調査中です。


 最初、イランの革命防衛隊による妨害工作と思いましたが、小型ボートはジュベル・アリへ向けて戻っていったということです。ここは高級リゾートがある、アメリカとも親しい場所です。

 給油艦が海軍艦に見えず、一般人が不用意に近づいたのか、それと知りながら気安く近づいたのかは分かりません。しかし、すぐにジュベル・アリの警察が真相を明らかにしてくれると思います。



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