補給路再開と共に輸送隊への攻撃も再開
military.comによれば、タリバンがNATO軍の補給路を攻撃して燃料輸送車22台を破壊しました。
タリバンは北部のサマンガン州(Samangan province)で夜間に駐車中だった補給トラックを攻撃したと言いました。「我々は燃料輸送車に爆弾を仕掛けました。それが爆発すると、我々はトラックに発砲しました」とタリバン広報官、ザビウラ・ムジャヒッド(Zabiullah Mujahid)はAP通信への電話で言いました。同州の広報官、シジク・アジジ(Sidiq Azizi)は午前2時頃に多くの輸送車とセミトレーラーが爆発した後で燃えたと言いました。正午にトラック運転手が休息のために停まっていたラバタク地区(Rabatak area)でトラックはまだ黒煙をあげていました。消防士が燃える車両に水をかけていました。「巨大な爆発でした」「武装勢力の磁気爆弾かも知れません。我々は調査中です」「燃えている車20台を数えました。まだとても大きな火災です」と現場でアジジは言いました。「天候は非常に高温で、火事に近づくのは困難です」。
輸送車は北のウズベキスタンから南の首都カブールへ燃料を運んでいました。今週初め、NATO軍補給トラック3台がワルダク州(Wardak province)のサイド・アバッド地区(Sayd Abad district)で武装勢力に破壊されました。
街道がいつもの姿に戻りました。約7ヶ月、武装勢力は輸送隊を攻撃する必要がなかったのですが、輸送路が再開したので、活動を再開したのです。今後、撤退が完了するまで、似たような攻撃が繰り返されることになります。虚しさしか感じられません。
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