上官殺しの兵士は精神障害だった?
military.comによれば、上官を売って自殺したリッキー・G・エルダー技術兵(Spc. Ricky G. Elder)が、事件の1時間前にフェイスブックにメッセージを残していることが分かりました。
「過去2年間、私の心は壊れていました。私は医者に通い、彼らは私が認知症で陽性反応が出たと言いました」「1週間前に私はくそったれのツールで責任を負わされることを逃れられると思いました」「20,000ドルの退職金の代わりに、私はすべての恩典と私が懸命に働いたものすべてを失うことになりました」。
投稿は盗まれたツールキットの事件に他2人の兵士がより多く関与していることを示しました。フォート・ベニング基地(Fort Benning)の広報官、トム・マッカラム(Tom McCollum)は他の者たちがこの事件で起訴されていることを認めましたが、彼は氏名と階級と祝日で外出しているために担当者の名前を知らないと言いました。「我々はこれらの投稿に気がついていますが、どうか、彼が何かを投稿しただけで真実をなすと思わないでください」と彼は言いました。
エルダー技術兵の同僚が彼のフェイスブックを閲覧することを認めました。匿名を希望した同僚は戦争でエルダーに起きたことを知って欲しいと思い、彼が精神的な問題を抱えながらアフガニスタンに派遣した基地の判断に疑問を持っており、そのためにこれを認めました。「私は彼がならず者や冷酷な殺人者のように描写されて欲しくありません」。
発砲事件の日、2007年以降の医療記録も投稿しました。それはイラクでハンヴィーの機銃手として、爆発を経験したことを描写しました。記録によれば、エルダーはハンヴィーから投げ出され、頭を打ち、脳震盪になりました。彼と一緒だった友人は爆発で死亡しました。CTスキャンの検査では大きな問題は見つかりませんでした。爆発で死んだ友人に会うために死体置き場に同行したエルダーは号泣し、「私はもう生きていたくない」と言いました。自室へ戻ったあと、エルダーは防弾ガラスが割れるほど強く窓を叩きました。友人は基地がエルダーが殺した中佐を讃えることは理解するものの、エルダーも戦争の英雄であり、基地はそれを知らしめるために何もしようとしないと言いました。「私は彼が正しかったとは言いませんが、彼がやったことには絶対の理由がありました。誰もが彼がTBI(外傷性脳損傷)だったと知っています」
基地に勤務した別の友人で、元兵士のクリス・コック(Chris Cook)はエルダーが勲章をとても誇りにしていたと言いました。「彼は心を病んでいました」「でも、彼を怪物扱いするのは間違っています。彼はそんな奴ではありませんでした。戦争が原因です」「彼はとてつもない兵士でした。彼は祖国のために多くのこと、誰も見たことがないようなことをしましたそれは。悲劇的で、悲しいことです」。
妻と二児がいるエルダーは、イラクに派遣され負傷した時にアラスカに配置されていました。彼は2008年にフォート・ベニング基地に異動しました。匿名を希望した友人は、エルダーがPTSDやTBI、その他のいかなる精神障害の徴候を見たことがないと言いました。友人は同基地で派遣されない部隊で一緒でしたが、彼はエルダーを戦場で命を預けられたと言いました。彼はエルダーがフォート・ブラック基地に行った後も接触しました。「それらが彼を制御不能の状態にしました」。
記事の後半は省略しました。
一転して、エルダーの犯行と自殺の原因が戦闘が生んだ精神障害だった可能性が出てきました。フェイスブックに医療記録を投稿したのは、一種の遺書です。本人が自殺したため、彼の病状を証明することはできなくなりました。独立記念日直前の上官殺しです。最悪の結果です。他に情報が出てきたら、また紹介するかも知れませんが、可能性は低そうです。
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