反政府派支配下の化学兵器施設はない

　alarabiya.netによれば、主要なシリアの反政府派、国家評議会は火曜日に、反政府派の支配下にある化学兵器施設はないと言いました。

　この断言は、化学兵器禁止機構の代表が、反政府派の支配地域に放棄された施設が一つあり、査察官が訪問を希望していると述べたあとに出されました。声明の中で、シリア国家評議会は、国連と化学兵器禁止機構の任務を支持するが、反政府派が支配する化学兵器施設はないと示唆しました。「自由シリア軍の部隊が包囲する政府軍の支配下にある化学兵器施設はありますが、反政府派部隊が支配する化学兵器施設はありません」と同盟は言いました。この声明は、同盟と反政府派司令部は作業を容易にして、完全な保護を確実にするため、国際派遣団と完全な協力を模索していると言いました。

　記事は一部を紹介しました。

　昨日紹介した化学兵器禁止機構の声明に対する反論が出ました。残念ながら、化学兵器禁止機構と国家連合のどちらも、どの施設について述べたのかが分からないので、同じ施設について述べたのかは分かりません。化学兵器禁止機構が保安上の理由で、どこで調査を行っているかを公表しないからです。

　どちらにしても、自由シリア軍が化学兵器の廃棄を妨害する理由はありません。イスラム過激派の反政府派が奪取を試みる可能性はありますが、彼らが化学兵器を使えるかは疑問です。