米政府が査察団に装甲車を提供
military.comによれば、米政府はシリアの化学兵器廃棄のために国連に装甲車10台を提供しました。
米政府は装甲車の代金を支払うために、国務省の拡散防止軍縮基金から155万ドルを支払い、装甲車は最近出荷されました。メリーランドのアンドリュース合同基地(Joint Base Andrews)から中東まで車両を運ぶのに、カナダ軍が航空機を提供しました。これまで、アメリカは約600万ドルの財政的・現物支援をシリアの化学兵器廃棄のために提供してきました。最近、自動車爆弾と迫撃砲弾がダマスカスの査察団が滞在するホテルの近くで爆発し、彼らの仕事の危険性を強調しました。
他に紹介したい記事があるのですが、時間がなくて、それは省略します。しかし、あとで余裕があれば掲載します。
査察団はSUVか何かで移動しているのでしょうが、それを装甲車に変えるということです。IEDは装甲車程度では完全に防げませんが、一般的な自動車よりは堅牢です。
状況に応じて、アメリカが臨機応変に対処している様子が分かります。その点、日本の国際支援はアメリカに要請されたら拠出し、ワシントンでちょっと話題になってくれれば、日本の支援が少ないと言われなければよい、という程度の内容が多いように思えます。
また、アメリカだけが負担しているという構造を作らないように、輸送はカナダ軍が受け持つという具合に、相互支援の形を取る点も、日本に欠けている姿勢です。国民がそれで満足していること、あるいは関心が薄いことも問題なのでしょう。
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