シリア政府が女性拘留者多数を解放
BBCによれば、複雑な三者人質解放交渉のあと、少なくとも48人の女性囚人がシリア政府から解放されました。
人権団体「The Syrian Observatory for Human Rights」は、アサド政権は2日間に渡って彼女たちを解放したと言いました。
アルジャジーラは解放された数人とされる映像を放送しました。
一方、反政府派がガスパイプラインを攻撃したあと、電気はゆっくりとダマスカスに復旧しています。
北部のアレッポとホムスも影響を受けました。
シリア当局から解放された人たちに関するコメントはなく、女性の身元や現在どこにいるかの詳細もありません。
人権団体は、この解放は先週、カタールとパレスチナが仲介した人質交換の一環だと言いました。この仲介は、北部で反政府派にレバノン人9人の日曜日の解放につながりました。
反政府派は、人質はヒズボラの戦闘員で、女性拘留者との交換を要求していたとしています。
三者取引の一環として、ヒズボラは日曜日にトルコ人パイロット2人も解放しました。
レバノン当局は3分の1の部分が女性の解放だったと言います。
記者は、レバノン、シリア、トルコ、カタール、パレスチナ権威筋が取引に関与していたことは、シリア危機がより広い地域に拡散していることを示します。巨大な力が複雑な取引を行うことに使われたのは明白だと、記者は言います。
記事は一部を紹介しました。
反政府派(自由シリア軍)がヒズボラの戦闘員を捕虜にし、反政府派の女性拘留者を解放するために、トルコを巻き込んだ交渉が行われたようです。このパイロットが民間人、軍人どちらかは明らかではありません。トルコとレバノンは国境を接していないので、軍人である可能性は低そうです。
シリア政府としては、レバーからの要請を断れなかったのでしょう。
カタールとパレスチナ自治政府が、つながりにくい三者を束ねたのは、ありそうな話です。
シリア軍の女性への虐待行為は有名です。それが少しでも緩和されたのは幸いです。
それから、ダマスカスの発電所が止まったために、ホムスはともかく、アレッポまでが停電になったというのは意外でした。北部にある水力発電所はすでに動いていない可能性もあります。
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