化学兵器禁止機構が第2のチームを派遣
BBCによれば、化学兵器禁止機構(OPCW)は二番目のチームをシリアに派遣します。
OPCWは長く困難なプロセスへ向けて建設的な初端を切ったと言いました。何人の査察官が派遣されるかや時期については公表されていません。国連決議により、シリアの化学兵器の混合・充填機材は11月1日までに破壊されなければなりません。
声明の中でOPCWのアーメト・ユズムク長官(Ahmet Uzumcu)は、シリア政府は初期の情報開示を更新する追加情報を提出したとも言いました。それはOPCWが更なる活動を計画するのを助けるでしょう。ユズムク長官は41ヶ国からなるOPCW委員会に最初の報告書を提出していました。この報告書はダマスカスの現場から集めた証拠に基づくので重要です。
日曜日、OPCW・国連合同派遣団のメンバーは、ミサイルの弾頭、空中投下爆弾、混合器剤をトーチとグラインダーで切断するシリア人要員を監視しました。
人権団体は、化学兵器は2年間の紛争で100,000人と見積もられる死者の約2%の原因でしかないと言います。反政府派はアサド大統領打倒を狙っています。人権団体は化学兵器の処置は戦争を止めないと警告します。火曜日、国連は2014年末までに800万人のシリア人が家を失う可能性があると見積もりました。シリア難民の数は今年末までに320万人に、2014年末まで520万人に達すると予測されています。さらに225万人が来年国内難民になり、それは難民の人数をシリアの内戦前の人口の3分の1以上に影響を与えます。
紛争の将来的影響の規模の見積もりは国連部局とNGOの会議で先月末に見積もられました。国連広報官は、この数字はその時点での見積もりを反映し、12月に公表されることになっている、国連が2014年の対応を計画するために使う最終的見積もりは、さらに高くなりそうだと、国連報道官は強調しました。
記事は一部を紹介しました。
昨日書いたように、化学兵器廃棄で一安心しているようでは、シリア内戦は語ることができないのです。国際社会がやったことは、戦争を終わらせることではなく、またブッシュ政権時みたいなことが起きるのが嫌だったからという、消極的平和論でしかありません。すでに、難民が大量流出し、地域の安定まで脅かしている時に、化学兵器の廃棄だけで問題が解決すると思うべきではありません。
私の希望は、今年の夏の内に軍事介入を行って、シリア内戦を終わらせることでした。この対応の遅れは、南北シリアを生む可能性すら考えさせます。二国間で長期間の紛争が続いた後で、ようやく決着がつくような未来が見えています。その間、難民と彼らの受け入れ国はどうすればよいと言うのでしょうか。
平和を求める本当の哲学は、未だに世界に浸透していないのです。
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