シリア化学兵器廃棄に私企業も参加を
military.comによれば、化学兵器禁止機関は民間企業にシリアの化学兵器廃棄に関与させようとしています。
化学兵器禁止機関は、有害・無害の有機・無機の化学物質の処理に参加したい企業に関心を表明するよう表明しています。
破壊する必要があるものは広範な化学剤を含みます。匿名の化学兵器禁止機関の高官は木曜日、シリアの化学兵器700トン以上は通常の商業施設で破壊できると言いました。最も有毒な化学物質は、同機関の監視の下で破壊されなければなりません。
化学兵器禁止機関当局者は、シリアの備蓄物の大半は、前駆化学物質を含むと言いました。それは兵器に変えるために混合されなければなりません。彼はアルバニアの後退が、他の国や企業の参加を止めてはいけないと言いました。当局者は、化学戦にすぐに使える化学剤は総計で、破壊される必要がある約1,300トンの中、約20トンのみだと言いました。それは神経剤のサリンではないと彼は言いましたが、備蓄物はサリンを作るのに混合できる化学物質を含みます。彼はどの化学兵器が武器庫にあるのかは言いませんでしたが、報道は以前にマスタードガスについて報じました。
リストアップされた関心の表明を要請する科学物質はどの化学物質廃棄施設でも簡単に破壊できます。フランスに拠点を置く化学兵器廃棄コンサルタントで科学者のラルフ・トラップ(Ralf Trapp)は、このリストは普通の化学廃棄物処理企業が廃棄できる化学剤が掲載されていて、直接的な、即時の化学兵器のリスクはないと言い、同意しました。
化学兵器禁止機関はすで、化学物質を混合して、ロケットのような弾薬に搭載する施設を破壊する処置を監督することで、シリアが新しい化学兵器を造る能力を終わらせたと言います。シリアは充填していない化学戦用弾薬の63%を検証可能な形で破壊しました。化学兵器禁止機関は、シリアは現在、査察官がまだ数を確認していないものの、弾薬の100%を破壊したというと言いました。「シリアの化学兵器計画はその手段を解体したので、残ったのは基本的に工業用化学物質と有毒な化学物質です」と彼は言いました。
先週、化学兵器禁止機関が承認した破壊計画の下、シリアは約100トンと見積もられる、サリンを作るために使われるイソプロパノール備蓄を破壊する必要もあります。
記事は一部を紹介しました。
化学兵器禁止機関が慌てている様子がみられます。各国の協力が得られないので、企業にも廃棄を打診しているのです。備蓄の詳細が非公開なので、作業の難易度がどれくらいかは分かりません。早く作業の見通しがつくことを願うしかないのが現状です。シリアへの信義上、備蓄については多くを言えないとは言え、非常に気になるところです。
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