米国務長官が反政府派への支援増加を約束
BBCによれば、ジョン・ケリー国務長官(Secretary of State John Kerry)は、シリアの反政府派への非軍事的支援をさらに増やす用意をしています。
ケリー氏は、アメリカがシリアの政治的以降を早めたいと言います。イギリスのウィリアム・ハーグ外務大臣(Foreign Secretary William Hague)は、シリアの支援者は反政府派への援助を増やすことを決めたと言いました。「我々はシリア危機に対する西欧とアラブ諸国の対応で、新しい段階に入っています」と彼は言いました。ハーグ氏はイギリスが命を救う機材を送ると言いました。その詳細は来週発表されます。
増加されるアメリカの支援は、反政府派が支配する地域への食糧と医療品に関するものと考えられています。ニューヨークタイムズ紙は米高官の言を引用し、訓練、装甲車両、暗視機材も含むかも知れないと書きました。オバマ政権は現在のところ、シリアの反政府派へ武器は供給しないことを明らかにしています。しかし、武器はシリアの反政府派が間違いなく欲しがっているものであり。彼らは受けている支援のレベルにさらなる不満を感じ始めているところだと、BBCのジョナサン・マーカスは言います。
ケリー国務長官は、ヨーロッパと中東に11日間の訪問の途中にあります。水曜日にパリで、彼はシリアの反政府からどうやって流血を終わらせるのが最善かを聞きたいと言いました。「我々は、どのように政治的解決の見込みを加速させるかについて、彼らのアドバイスを求めます。我々はこれが平和への最善の道であり、シリア国民の利益を守る最善の方法であり、殺戮を止めさせる最善の方法だと信じています」。
記事の後半は省略しました。
アメリカとしては、訓練、装甲車両、暗視機材の提供まで踏み込んだのはかなりの進展なのでしょう。これで反政府派が納得するかは心許ない感じです。彼らはもっと多くの支援を求めているはずです。また、これらの提供は決定しているわけではなく、検討中のように見えます。詳細が決まるまでは、何とも言えません。
ケリー長官の発言は、どうも積極性が感じられず、それが気になります。もっと強いリーダーシップが期待されていると思うので、国際社会の彼の評価がどうなっていくかを注視したいと思います。
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