「The Costs of War」計画がイラク戦の被害を公開
military.comによれば、木曜日に公開されたブラウン大学の調査報告によれば、アメリカ主導のイラクでの対テロ戦争は190,000人の生命を奪い、米政府に2兆2000億ドルの費用を課しました。
3月20日の戦争十周年記念日に先駆けて公開された「The Costs of War report」は、財政的な計算には負傷した退役軍人の手当にかかる莫大な費用を含んでいると言いました。
総計はブッシュ政権の戦争の費用は500億ドル〜600億ドルという初期の予想をはるかに上回りました。
イラクで戦争による直接の暴力で死んだ者たちの70%以上は民間人で、134,000人と見積もられました。190,000人の死者の少数がアメリカ人の犠牲者で、米軍人4,488人と請負業者少なくとも3,400人でした。
研究を主導したブラウン大学のキャサリン・ルッツ教授(Catherine Lutz)は「イラクでの脅威的な数の死者は理解するのが困難ですが、これらの個人それぞれを数え、また数えられなければなりません」と言いました。
米政府は復旧のために600億ドルを使いました、破壊されたインフラを復旧したのは僅かでした。ほとんどの金はイラク軍と警察に行ったと報告書は指摘しました。
研究を調整するのを手伝った、ニータ・クロフォード教授(Neta Crawford)は「戦争に参加したほとんどすべての政府は、戦争の期間を過小に評価し、すべてのコストを計算することを怠り、戦争の暴力によって達成される政治的目的を過大に評価しました」と言いました。
この報告書に対して、国務省のビクトリア・ヌーランド報道官は「両国は膨大な犠牲を出したことを認め、アメリカとイラクは戦略的に重要な互恵関係を築いていると言いました。「サダム時代に比べて、我々は相互安全協定を持っています。大きな経済的利益と結びつきを持っています。安全保障の関係を持っています。政治的な関係があります」。
「The Costs of War」計画には、15の大学、国連とその他の組織の経済学者、人類学者、弁護士、人道支援家、政治家学者30人が関係しました。
とても重要な報告書が公開されました。ブラウン大学のウェブサイトでも要旨を紹介しています(記事はこちら)、「The Costs of War」には要旨や全文が掲載されています(記事はこちら)。
報告書は、イラクだけでなく、アフガニスタンとパキスタンを含めた戦争で費やされた金は4兆ドル、死者数は330,000人としています。
これは是非とも目を通しておくべき資料です。いかに血が高くつくかということを知るためにも読むべきです。まだ少ししか目を通していませんが、米軍人の死者数は911テロ事件で死んだ人の2倍以上だということなど、知るべきことが多く書かれているようです。
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