アラウィー派も反アサドに転向
alarabiya.netによれば、アサド大統領のアラウィー派の反政府運動活動家は、日曜日に政権打倒を要請し、政府軍内の同じ宗派に反政府派に加わるように要請しました。
エジプト首都での2日間の会議の後、代表は「我々はシリア軍の同じ派の兄弟たちに、国民に対して武器をとらず、軍への傘下を拒否するよう要請します」と言いました。アラウィー派は政権の構造を解体し、政権を転覆させることだけが必要なのではないと言いました。市民権と法律を築くことも重要で、体制が勢いづかせている派閥抗争の問題に立ち向かうことを求めました。「政権が切れる最後のカードは内戦と国を分断することです」。
アラウィー派の反政府勢力は、アサド政権に代わる民主的な政権を支持し、2年間の反乱を鎮圧しようとする政府の試みへの全面的な関与からコミュニティを遠ざけようとして、週末にカイロで会合を行っています。
戦争が派閥主義的傾向を帯び、シリアの人口の約10%をなすアラウィー派をアサド大統領から切り離すことは重要です。会議の主催者の一人、バッサム・ユサフ(Bassam Yussuf)は、80人以上の人物がアサド政権崩壊後の国の未来に関するシリア宣言を承認することを議論したと言いました。彼はアサドの犯罪的な政権から離れていることも要請しました。このメッセージはアラウィー派にアサド政権の支持を止めて、革命に参加するよう求め、さらに、アサド政権はアラウィー派を代表しておらず、それ自体だけを代表するとしています。「シリアの政権はアラウィー派の政権ではありません。アラウィー派は政権の人質であり、そうされてきました」と声明は言いました。
BBCによれば、イスラエル政府は、シリア軍が2度ゴラン高原を射撃した後で、イスラエル軍がシリア国内の機関銃の銃座を破壊したと言いました。
イスラエル軍広報官は、シリア軍の射撃は内戦の流れ弾ではないと理解していると言いました。イスラエル軍はシリア軍の陣地へ誘導ミサイルを発射して反撃しました。イスラエル軍に被害はありませんでした。
出身派閥にも嫌がられているようでは、アサド派の者たちには、すでに逃げ場がありません。もう絶望的な状態に陥ったと言って差し支えない状態なのですが、政権はまったく根を上げようとしません。まったく異常な状態が続いています。
約80人の参加者は、アラウィー派内の小派閥の代表者でしょう。彼らの向こう側にどれだけの人々がいるのかを知りたいと思います。その人数が多いほど、アサド大統領を倒す可能性は高まります。
シリア軍がイスラエル領内を攻撃したのは、多分、反政府派が移動しているのを見つけたためでしょう。イスラエル軍は何であれ、領域内への攻撃を認めるつもりはありません。今回の事態は直接、事態の悪化へはつながらないでしょうが、徐々に不安定さが高まっているという印象はあります。シリアが居直って、積極的に外国を巻き込もうとする段階になることは心配ですが、今のところはそのレベルではありません。
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