反政府派がダマスカスに増援

2013.7.17

 alarabiya.netによれば、シリアの反政府派は火曜日、ダマスカス郊外に政府軍を押し戻すために増援を送りました。

 戦闘は、月曜日に戦車と大砲に支援された政府軍が侵入した、反政府派が支配するカボウン(Qaboun)に集中しました。

 ダマスカスでは、昨年7月18日の治安担当の最上級高官数名を殺した爆弾事件からほぼ1年後に、最新の戦闘が起こりました。ダマスカスの反政府派広報、アブ・ニダル(Abu Nidal)は火曜日、反政府軍は月曜日にカボウンに侵入した政府軍を阻止しようとしていると言いました。「反政府軍の増援がこの地域に入っています」「我々は政府軍が彼らがさらにこの地域に侵入すると予測しますが、彼らは阻止されるでしょう」。

 戦いの激しさは、反政府活動家がインターネットに投降したビデオ映像で見ることができました。ビデオ映像は灰色の煙がダマスカスの居住地域からあがるのを映しました。首都を見下ろすケジオン山(Mount Qasioun)が背後に見えます。火曜日に投降されたビデオのキャプションは、煙はカボウンへ撃ち込まれた地対地ミサイルによると言いました。

 街のあちこちの政府軍検問所で、子供1人を含む9人が殺されたと、人権団体「the Syrian Observatory for Human Rights」は言いました。彼らは全員が頭を撃たれていました。

 さらに、政府軍が撃った迫撃砲弾が、南部のヤルモク難民キャンプに発射されました。活動家と住民は、少なくとも5発の砲弾がダマスカス近郊のマサケン・バルゼ(Masaken Barze)に着弾し、数名が負傷しました。

 戦闘と砲撃は火曜日に、中部のホムス市から北東のイドリブ州までの、ほぼすべての州で活動家によって報告されました。

 イスラエルに近いシリア南部、アル・カタニヤ村(al-Qahtaniya)人権団体は反政府軍と政府軍の激戦を報告しました。「初期報告は、政府軍の数名が殺され、装甲車数台が破壊されたことを示します」。

 ホムス州では、内戦に反対する人たちがこれまでは共存できた地域で、交戦中の派閥グループを仲裁しようとした、少なくとも6人の調停者をアサド派民兵が銃殺しました。ハジャラル・アビヤッド村(Hajaral-Abyad)での月曜日の殺人は、反政府派が支配する街と政府派民兵シャヒバ(shabbiha)との間の調停の発達する課題を強調します。


 記事は一部を紹介しました。

 ダマスカス郊外で最近、反政府派は支配地域を失っているので、この地域への増援は当然と思います。しかし、クサイルやホムスも同時に重要です。

 この記事の情報だけでは、情勢は分かりません。もっと詳しい情報を探していこうと思います。


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