ホムス制圧は確定的
BBCによれば、シリア軍はホムスのカリディヤ近郊の治安を完全に取り戻したと言い、反政府派の活動家は戦闘はまだ続いていると言います。
人権団体「the Syrian Observatory for Human Rights」は、政府軍はカリディヤの大半を占領したものの、戦闘は月曜日にまだ続いていたと言いました。活動家はカリディヤの90%を政府軍が支配していると言いました。
alarabiya.netによれば、シリア軍の将校が武器を捨て、反政府派と話す様子が映像で紹介されました。
「我々は破壊したり、誰かを傷つけるために来たのではありません。あなたたちは家族であり、兄弟だからです」と、将校は銃撃戦の後で反政府派戦闘員のグループに向けて叫びました。「出身に関係なく、君たちはシリア人で、私の兄弟だ」と彼は付け加えました。
反政府派は前へ来るように求め、彼に安全を提供しました。将校は彼らの一人と話しました。反政府派は「私は君と一緒にシリア軍に入隊し、君が民間人を不公正に取り扱うのを見た」と言いました。将校は「腐敗した将校や代表者がやって来て、我々全員にとってあらゆる物を台無しにするのです。すべての家族には悪い奴が一人いますが、すべての家族が悪人だということは意味しません」。
別の男性の声が、彼に出身を尋ねましたが、彼は出身地を言うのを拒否し、「私はシリア人です」とだけ言いました。「私は軍に志願して、エンジニアリングを勉強し、君たちと国に感謝している」と将校は言いました。
シリア政府は声明の中で、この平和的な遭遇は停戦中のことで、この将校は続く戦闘で殺されたと言いました。
記事は一部を紹介しました。
戦闘が続いていると言っても、情勢が代わる見込みはなく、ホムスは政府軍に占領されたと言える状態です。
シリア人将校の件は、記事に映像が添付されているのでご覧下さい。
それにしても、戦況の情報が少ないですね。反政府派が投稿するビデオ映像やシリア政府系のニュース映像をチェックする手もありますが、手が回るかどうか。当面はこんな感じになるかも知れません。米軍関係の記事も増やしていきたいと思っています。
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