欧米のシリア攻撃が決定的に

2013.8.28


 BBCによると、米軍はシリアを攻撃する準備を開始しました。

 「我々は大統領がなすべきと望むいかなるオプションをも満たし、応じるために資産を適切な位置へ移動しました」とヘーゲル国防長官は言いました。ホワイトハウスは数日中に、先週の化学兵器らしい攻撃について情報を開示すると言いました。

 イギリス議会は木曜日に対応について協議するために招集されます。デビッド・キャメロン首相(Prime Minister David Cameron)は、世界は化学兵器の攻撃が引き起こした恐ろしい現場と死を目撃した後で防寒することはできないと言いました。

 フランスのフワンソワ・オランド大統領(President Francois Hollande)は、誰が犯人であっても処罰する準備ができており、シリア派の反政府派への軍事支援を増やすことを決めたと言いました。

 アラブ連盟は、アサド大統領が攻撃を指示したとし、国連の行動を要請しました。

 シリアの反政府派筋は、西欧の軍事介入を予測するよう言われたと言いました。反政府派のアフマド・ラマダン(Ahmad Ramadan)は「正確なタイミングはありませんが、政権に対する国際社会の介入が直ちにあると言うことができます。それは数日中の問題で、数週間ではありません」「連合、自由シリア軍と同盟国との間に、どこを標的とするかについて議論がありました」。

 ロシアと中国は、軍事介入に対する警告を強めました。モスクワは、そうした行動はこの地域の破壊的な結果になると言いました。

 シリアのワリド・ミュアレム外務大臣(Foreign Minister Walid Muallem)は、彼はシリア軍が化学兵器を使ったという主張をまったく、完全に否定し、政府は反政府派を非難しました。

 月曜日、国連の武器査察官はダマスカス周辺の5ヶ所の化学兵器攻撃の現場を調査中に発砲を受けました。

 国防総省はオバマ大統領に、あらゆる偶発的出来事に対するオプションを提供したとヘーゲル長官は言いました。


 記事は一部を紹介しました。

 この記事をよく記憶しておいて欲しいと思います。これが本当に戦争が起きる前の様相です。中国が日本の離島に上陸することは起こりそうにありませんが、これは本当の戦争の話です。

 攻撃の内容は、無人攻撃機や地中海にいる艦船からのミサイル攻撃が中心でしょう。有人機の攻撃も必要なら行われるでしょうが、限定的でしょう。攻撃目標は化学兵器の備蓄基地、第4師団や革命防衛隊、アサド大統領の宮殿などが考えられます。

 こういう攻撃は国連安保理の承認の下で行われるのが望ましいのですが、今回は有志連合による攻撃となります。

 私はこの攻撃がアサド政権に動揺を与え、彼の退陣が促進されることを望みます。


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