沖縄米軍基地内でHH-60が墜落
military.comによれば、日米当局者は、月曜日に米軍のHH-60ヘリコプターが沖縄の米軍基地内に墜落し、乗員4人は全員が無事とみられると言いました。
嘉手納基地所属のHH-60は、キャンプ・ハンセンに墜落した時、内容が公表されていない訓練についていたと、米空軍の声明は言いました。
小野寺五典防衛大臣は、乗員3人がヘリコプターから脱出し、1人は負傷したらしく、病院へ運ばれたという情報を記者に示しました。
記事は一部を紹介しました。他は国内で報道されているのと、内容がほぼ同じです。
記事はAP通信が配信したものですが、日米両方に配慮したのか、両方の情報を紹介しています。しかし、情報源がすべて米軍であることは言うまでもありません。
この記事を書いている段階で、国内報道では「乗員1名が行方不明」です。小野寺大臣の発言は米軍からの情報を受けてのもので、国内報道は米軍公報に基づいているためにズレが生じたのです。
墜落の経緯については説明がありませんので、どのような状況で事故が起きたのかは不明です。事故原因が判明するには時間がかかります。
いま言えるのは、この事故が米軍基地と住宅地が近い沖縄の特性を再認識させるということです。定評があるヘリコプターでも墜落するのに、性能があまり良くないオスプレイを配備して、無事故でいられるはずはありません。
追加します。
残る乗員1人は死亡が確認されたとのことです。米軍から防衛省への情報が間違っていたのではないでしょう。多分、米軍は遺体の一部分を回収して、病院へ運んだのです。それを日本側が「負傷した」と解釈したのかも知れません。この推測が防衛省と小野寺大臣のどちらで行われたのかは分かりませんが、米軍の動きについて、少し知識が足りないという感じがします。
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