クルド軍がコバネ西方の高地を奪還
BBCによれば、イスラム国と戦うクルド人戦闘員はコバネ(Kobane)の西にある戦略的に重要な高地を奪還しました。
この前進は米主導の同盟国による空爆のあとに行われました。タル・シャイア高地(Tall Shair・kmzファイルはこちら)はイスラム国民兵に10日間以上占領されていました。
火曜日の朝、クルド人民防衛隊(the Kurdish Popular Protection Units)は、非公式な国境検問から西へ4kmにあるタル・シャイア高地の支配を取り戻したと言いました。
激戦が月曜日にコバネの東と南で報告されました。人権団体「The Syrian Observatory for Human Rights」は、イスラム国が自爆攻撃3件を実行したと報告しました。人権団体はイスラム国がコバネの約半分を支配していると考えていると言いました。
記事は一部を紹介しました。
期待して読んだのですが、あまり重要な進展ではないようです。この高地は西からコバネにつながる道路に接しており、西から接近する敵を抑えるには重要ですが、現在、コバネはそれとは違う方向から攻められています。
街の半分をイスラム国が支配しているということは、徐々にイスラム国が街に侵入しているということです。南側にあるミステニュア高地(Mistenur)を占領したのなら、これはイスラム国を追い返した証拠と言えますが、タル・シャイア高地の重要性はかなり低いのです。
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