イスラム国が空中投下の荷物を押収か
military.comによると、イスラム国戦闘員は、米主導の同盟軍がクルド軍に空中投下した武器の貯蔵場所少なくとも1ヶ所を押収しました。
イスラム国のメディアグループがインターネットに投稿したビデオによれば、武器の貯蔵場所には手榴弾、弾薬、RPGがありました。ビデオ映像は本物で、AP通信の報道と一致しました。人権団体「The Syrian Observatory for Human Rights」は、民兵は少なくとも1ヶ所の貯蔵場所を押収しましたが、もっと多くを押収したかも知れません。火曜日、イスラム国の支持者は、ソーシャルメディアにアメリカへの皮肉を込めた感謝を投稿しました。
上記人権団体によれば、アル・ヌスラ戦線(jabhat al-Nusra)の側での戦いから身を退いた首長を含めた戦闘員40人以上がイスラム国に参加し、アレッポ北東のアル・バブ(al-Bab)の陣地の一つに移動しました。
記事は一部を紹介しました。
空中投下の荷物を手に入れるくらいは、戦争ではよく聞く話で、それを喜んでいるようでは、イスラム国は素人かと思えます。映像で見られる押収物の数量は大したものではありません。
ライバルのアル・ヌスラ戦線の一部がイスラム国に転向した話の方が遙かに重要です。こういう転向はあちこちで起きているはずです。逆に、イスラム国からアル・ヌスラ戦線へ転向する場合もあるでしょう。こうした集団は一枚岩ではないのです。
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