アメリカは自由イラク軍に政治的解決を期待
alarabiya.netによれば、ジョン・アレン退役海兵隊大将(John Allen)は、イスラム国民兵と戦うために訓練をするシリアの反政府派の計画に期待していないが、戦争を終わらせるための政治的解決の重要部分とみていると言いました。
自由シリア軍が最終的にシリア軍と戦い続けられるかと尋ねられ、同盟国の代表、アレン大将は「いいえ。自由シリア軍と軍隊について我々が見ているのは、つまりは我々が作り出し、訓練し、装備した軍隊が、アサド政権が最終的に認めて受け入れなければならない信頼できる力となることです」「シリアでは軍事的解決はありそうにありません」。
アレン大将は、政治的レベルで穏健派のシリア反政府派の信頼性を確立する必要があると言い、彼らが領域と家族を守るためにシリア軍と戦うのは普通のことだと言いました。「しかし、その意図はダマスカスを解放するための野戦軍を創ることではありません」。「意図は政治的な結果です。彼らは傑出していなければならず、おそらく、我々が模索する政治的な結果に最終的に寄与するために、テーブルの上で卓越した代弁者でなければなりません」。
バラク・オバマ大統領(President Barack Obama )は先月、自由シリア軍を過激派に対抗し、米軍がもうひとつの地上戦に巻き込まれるのを避けるために、最高の拮抗勢力として訓練し、装備したいと言いました。
「我々がシリアで模索する結果は、より大きな地域的戦略に適合する(対イスラム国)戦略と同種で、その結果はアサド大統領を含まない政治的な結果です」とアレン大将は言いました。
BBCによれば、アルカイダ傘下の民兵とその他のシリア反政府グループはシリア政府が支配するイドリブ(Idlib)を攻撃し、一時的に政府ビルを占領しました。
アル・ヌスラ戦線(The Nusra Front)は、押し戻される前に戦闘員が政府軍兵士多数を殺したと言いました。シリア政府は2012年に反政府グループが一時的に支配して以来、イドリブの支配を続けています。
別の展開で、イスラム国民兵が製作したと考えられるビデオ映像は、コバネ(Kobane)で誘拐されたイギリス人ジャーナリスト、ジョン・カントリー(John Cantlie)を示しました。ビデオの中で、カントリー氏は、アメリカの反政府派への武器・弾薬の空中投下を含めた、ここ2週間の出来事に言及しました。
記事は一部を紹介しました。
アレン大将の見解は、米政府の主張とは異なります。何か真意がありそうです。彼が自由シリア軍の訓練に投げやりなようにも感じられません。
シリア軍が自由シリア軍を認めて、受け入れるとは思えません。シリア軍がアサド大統領を追放して、自由シリア軍と手を結び、他の武装グループと戦って、シリアを平和するなんてありそうにありません。どうも、彼が言う主旨がつかめません。
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