イスラム国指導者に対して2回の空爆
BBCによれば、米当局者は金曜日に同盟国の空爆の一つが、いらくのモスル(Mosul・kmzファイルはこちら)近くでイスラム国指導者の集会を狙い、車両を破壊したと言いました。
しかし、イスラム国指導者のアブ・バクル・アル・バグダッディ(Abu Bakr al-Baghdadi)がその時にいたかは認めませんでした。イスラム国支援者は、その後、バグダッディがそこにいたことを否定しました。土曜日、イラク国防省と内務省もバグダッディが負傷したと報告しました。内務省情報当局者は、バグダッディが土曜日にモスルから460kmのアンバル州(Anbar)カイム(Qaim・kmzファイルはこちら)での会議に対する攻撃で負傷したと言いました。米国防総省はその空爆の情報は持っていないと言いました。
バイジ(Baiji・kmzファイルはこちら)で、イラク軍はイスラム国民兵を攻撃するためにヘリコプターを使いました。政府軍は南と西からバイジに入り、アル・タミン(al-Tamim)周辺と市中心部を支配しました。当局者はIEDと狙撃兵を掃討しなければならないため、進展は遅いと言いました。現地の副知事はイスラム国民兵は精油所とイラク軍の間で足止めされていると言いました。
alarabiya.netによれば、イラク当局者は土曜日に、バグダッディが負傷したという報告を認めました。
イラク国防省と内務省どちらも、詳細は提供しませんでしたが、バグダッディが負傷したという声明を出しました。
土曜日、部族筋はバグダッディがイラク西部国境の街、カイムを狙った米主導の空爆で重傷を負ったと言いました。彼らはその他のイスラム国高官たちが会議を狙った攻撃で死亡したと言いました。
内務省は土曜日早朝、攻撃はカイムの街中であったと言いました。当局者はグループ内の情報提供者の言として、攻撃がバグダッディを負傷させたと言いました。イラク軍高官も、作戦会議でバグダッディが負傷したことを知ったといいました。どちらもバグダッディの見た目の怪我の程度を知りませんでした。
記事は一部を紹介しました。
オバマ大統領のインタビューは省略しました。
イスラム国指導者を狙った空爆は2回あり、カイムでバグダッディが負傷したという地元筋の情報があるとの記事です。本当なら、かなりの幸運だったと言えます。
バグダッディの負傷は未確認ですが、イスラム国内の情報提供者からの情報が本物なのか、それともイラク軍がイスラム国民兵を不安にさせるための心理戦かは分かりません。
以前にもバグダッディの死亡説が流れ、その後、本人の映像が公表されて生存が確認されたことがありました。彼が無傷なら、今度も同じようなビデオを公表するはずです。
しかし、それよりも重要な情報がバイジの奪還です。この街はバグダッドの北にあり、巨大な精油所を持ちます。Google Earthで確認すれば、街の北側に巨大な精油所や職員の住宅地があるのが分かります。首都から北部へ通じる幹線道路上にあり、交通の要地でもあります。イスラム国がイラク北部へと追い詰められていることを示す記事です。この動きが今後も続くのかが重要なポイントです。
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