イラク系クルド人が海外の支援が足りないと批判

2014.11.20


 alarabiya.netによれば、イラクのクルディスタン(Kurdistan)の大統領、マスード・バルザニ(Massoud Barzani)は水曜日、西欧諸国がイスラム国民兵に対して決定的な打撃を見舞うのを助けるために十分な重火器を提供しないと避難しました。

 フランス、イギリス、ドイツなどは、そのソ連時代の武器がイラク軍が6月に基地を放棄したあとで盗んだハードウェアを豊富に持つ武装勢力に対して効果がないことが分かったクルド人を武装し始めました。

 「我々は反イスラム国同盟に提供してくれた支援に感謝したいのですが、これまでに我々が受け取った支援は必要なレベルを下回っています」とバルザニ大統領はフランスのテレビ局に言いました。「特に質と量に関して、我々が必要な重火器システム、たとえば、我々が彼らに対して決定的な戦いに必要なAPC(装甲兵員輸送車)、ヘリコプター、大砲。我々はこの種の兵器を受け取っていません」。

 フランスは機関銃と弾薬を提供し、イラク系クルド人に最新の兵器を与えると約束したと言います。フランス特殊部隊薬200人はイラク系クルド人を訓練するために現地にいます。ドイツはクルド人戦闘員4,000人を装備するため、機関銃、手榴弾、対戦車システム、装甲車両を含んだ武器を送ると言いました。

 イギリスは対戦車兵器、暗視ゴーグル、レーダーと防弾服を提供すると言いました。

 しかし、バルザニは誓約は十分ではないと言いました。「質と量の点で我々が受け取るべき重火器システムの上限がありますか?。答えは我々にとってまったく明確ではありません」。


 記事は一部を紹介しました。

 装甲兵員輸送車や大口径の榴弾砲はともかく、ヘリコプターをくれというのは、いくらなんでも高望みというものです。金額の問題だけでなく、ヘリコプターにはスペアパーツや整備も必要です。クルド軍に操縦できる機種である必要もあります。車両や大砲は、それほど操作方法が変わりませんが、ヘリコプターにはパイロットの慣熟訓練が必要です。

 各国の支援がすべて実現していれば、かなりの支援となるはずです。バルザニ大統領はそこを考えてみるべきです。

 


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