アフガン駐留米軍がタリバンと再戦の可能性

2014.11.24


 military.comによれば、バラク・オバマ大統領(President Barack Obama)が承認した新しいガイドラインの下で、アフガニスタンにいる米軍は再びタリバン戦闘員と戦うかも知れません。

 今週、新しいガイドラインが発表されるまで、来年、アルカイダに対する対テロ任務はアフガンにおける彼らの任務を制限することになっていました。

 大統領の決定は必要ならアメリカが航空支援を行うことができることも意味します。米当局者は、米軍に対する脅威を与えたり、アルカイダを直接支援した場合に、米軍はタリバンを追跡できるだけだと言いました。「タリバンがアメリカとアフガンの同盟軍に直接の脅威を示したり、アルカイダを直接支援することまで拡張することで、アメリカの安全を守るために適切な処置を我々はとります」と当局者は言いました。

 軍の権限を拡大するこの決定はアフガン駐留米軍の人数に影響は与えません。今年早く、オバマ大統領は今年の終わりまでに米軍を9,800人にまで削減するよう命じました。この数字は2015年までに半分にまで減らされます。大統領派すべての米軍が1年後にアフガンから出ることを望んでいます。


 記事は一部を紹介しました。

 この命令はいよいよ米軍のアフガンでの任務が最終段階に来たことを示し、米軍がタリバン相手に掃討作戦を展開することは意味しません。

 撤退が近づき、最終段階を無事過ごすために、任務を追加して、万全の態勢をとるということです。

 米軍がタリバン相手に勝てないことは、これまでの戦いが十分に示しました。結果はすでに出ているのです。いまさら、繰り返す意味はありません。

 オバマ大統領はアフガンから米軍を撤退させ、それを手柄として退任することを望んでいます。疑いなく、それは正しい決断でしょう。

 


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