ペシュ・メルガのコバネ駐屯は一時的?
alarabiya.netによれば、イラクの半自治区政府の首相ネチャアバン・バルザーニー(Nechervan Barzani)は、イラク系クルド軍はシリアのコバネ(Kobane)を守るために、シリアに一時的に滞在するだろうと、日曜日に言いました。
クルド系ペシュ・メルガ戦闘員のシリアでの関与は政治的目的を達成するためではなく、仲間のクルド人を支援するという短期的な目的に合致していると言いました。「我々の役割はコバネで地上戦を戦う人々を支援することです」「私は全体的に、この地域の政治的方程式を変える大きな変化を予想しません」。
バルザーニー首相は、米政府はクルド人のペシュ・メルガ軍がトルコを経由してシリアへ移動することを許すことに影響を与えることで役割を果たしたと言いました。
「ペシュ・メルガ軍をイラクのクルディスタン(Kurdistan)から移動させ、コバネを助けるためにトルコの領土を行軍させることは、難しい決断だったことを我々全員が知っています」「これはトルコ人抜きでは起こり得ません」。
バルザーニー首相はペシュ・メルガ戦闘員は、イラク北部の町を奪還しようとして、依然として、本国でイスラム国に対して困難な闘いに直面していることを認めました。彼はイラク軍にイラク国内で過激派グループと戦うクルド軍をさらに支援するよう要請しました。「我々は部隊を送るという(イラク政府の)返答をまだ待っていますが、今のところ、彼らは部隊を派遣していません」。
記事は一部を紹介しました。
短期間の駐屯だと言っても、実際にイスラム国の撃退にどれくらい時間がかかるかは分かりません。この発言はあまり気にする必要はありません。決して、数ヶ月で終わると即断しないことです。もっと短期間で終わるかも知れませんが、1年以上かかるかも知れません。
イスラム国で戦うことを希望する者たちが、かなりの数で到着していることを考えれば、予断は禁物です。クルド軍は訓練された軍隊ですが、イスラム国の戦闘員は素人だったり、言葉が通じなかったりと、寄せ集めの集団です。
バルザーニー首相は、領土の通過を認めたトルコに対する礼を述べているだけです。
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