イスラム国民兵がイラク軍ヘリコプターを撃墜
military.comによれば、イスラム国民兵がイラク軍のヘリコプターを撃墜したと当局が土曜日に言いました。
搭乗していたパイロット2人が死亡し、過激派が米主導同盟の空爆を続ける中、過激派が航空機を攻撃する能力について新しい懸念を生じました。
攻撃は金曜に遅くに、バグダッドの北95kmにあるシーア派の聖地サマラ(Samarra)で起こりました。国防省高官はスンニ派民兵が街郊外でEC635ヘリコプターを撃墜するために肩撃ち式のロケットランチャーを使ったと言いました。
エアバス社製EC635は輸送、偵察、戦闘に使われます。
民兵は10月にバイジ(Beiji)の近くで別のイラク軍ヘリコプター少なくとも2機を撃墜しました。民兵がこの夏、イラクとシリアの軍基地を占領した時、航空機を撃墜する地対空ミサイルを手に入れたと恐れる者がいます。
ヴァージン・アトランティック、KLM、エール・フランス、デルタ航空、エミレーツ航空は夏の間、イラク上空を避けるように飛行計画を変更しました。
記事は一部を紹介しました。
イスラム国がどんな兵器を持っているかはとても重要なことです。特に、誘導式の地対空ミサイルや対戦車ミサイルを持つと、やっかいなことになります。どの国もそれを認識しているので、彼らにハイテク兵器を売ることはありません。
肩に担いで撃つ携帯式の地対空ミサイルは優れたものでも高度5,000m程度までしか届きません。10,000mを飛ぶ商用機には命中することはないでしょう。それでも、さらに大型のミサイルをイスラム国が手に入れていた可能性を考えて、コースを変えているものと見られます。
戦闘機が発射する空対地ミサイル、マーベリックやヘルファイアなら、肩撃ち式ミサイルの射程外から攻撃できるので、あまり心配はいりません。しかし、肩撃ち式ミサイルがない方が地上戦がやりやすいのは間違いありません。よって、イスラム国が対空兵器を持っているかどうかは、重要なポイントになる訳です。
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