ドイツがイスラム国の性被害者救済施設を建設へ
alarabiya.netによれば、ドイツ政府は月曜日に、イスラム国によって大量強姦作戦の犠牲者のために精神的外傷センターを設置しようとしていると言いました。
海外開発大臣ゲールト・ミューラー(Overseas development minister Gerd Mueller)は、ドイツの治療施設はシリアとイラクの女性少女100人を収容できると言いました。
ミューラーはイラクを訪問中にイスラム国に捕らえられ、強姦された若い女性5人と話したと言いました。「その内3人は現在妊娠しています。我々はそうした少女の面倒を見なければなりません」。
ミューラー氏はタイムテーブルやセンターがドイツのどこに建設されるかについては言いませんでした。
ヨーロッパで最大の経済規模のドイツは、亡命希望者のための大陸で最大の目的地になりました。亡命希望者は今年予測された200,000人から増え、2015年に230,000人になると予測されます。彼らの流入は極右人民主義運動を生みました。
記事は一部を紹介しました。
ドイツはナチス時代への反省から、こうした活動に積極的です。そこが日本と違うところです。現在の日本の大東亜戦争肯定論も、こうした活動をしない日本を弁護するために作られたと考えます。日本はアジアを開放したのであって、各地から男性を徴用して強制労働させたとか、従軍慰安婦を集めたなどは、すべて日本に対する中傷に過ぎないという主張がなされています。
しかし、いまや難民にどれだけ対処しているかが、その国の評価を決める時代になっています。日本では難民受け入れに否定的な人が多いでしょう。そんなことをすれば、ただでさえ低い若者の就職率がさらに下がるという意見が出るのは目に見えています。
日本は難民に対して何もしておらず、そのために批判を受けるようになっています。これが今後考えていかなければならない問題なのは間違いがありません。
強姦された女性を治療する施設を日本が建設すれば、それは間違いなく従軍慰安婦に関する日本への逆風を和らげることにもつながるのです。
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