ウクライナ南部で親ロシア派3人が死亡
BBCによると、ウクライナのアルセン・アワコフ内務大臣(Interior Minister Arsen Avakov)は、親ロシア分離主義者3人がマリウポリ(Mariupol・kmzファイルはこちら)でウクライナ軍との衝突で死亡したと言いました。
一晩中、約300人の親ロシア分離主義者が、火炎瓶を投げて、アゾフ海沿いのマリウポリの部隊を攻撃しました。部隊は発砲し、3人が死亡したと、アワコフ大臣は言いました。作戦は続いており、ウクライナ軍はヘリコプターを含む増援を送りました。彼の声明は独自に確認されていません。アワコフ大臣によれば、攻撃者13人が負傷し、これまでに63人が拘束されました。彼は内務省の兵士は死亡しなかったと言いました。
マリウポリはドネツク地域南端にあり、分離主義者が数十の政府ビルを占拠しています。ウクライナ軍の特別警備隊(SBU special forces)がマリウポリの内務省部隊を支援するために派遣されており、装甲車両が近くの場所から市内へ入ったと、ウクライナのユニアン通信社(Unian news agency)は報じました。
退却する分離主義者は通行人2人を負傷させ、小型バスを燃やし、軍駐屯地の隣のビルにも放火しました。「武装警官と国軍による共同の努力を通じて、攻撃したギャングは短時間の戦いの後で分散し、彼らのほとんどは追い詰められたか、武装解除されました」とアワコフ大臣は言いました。「内務省の軍部隊に対する激しい攻撃だったので、我々は特殊部隊オメガを増派することに決めました。ヘリコプターが配備されました」。
ロシアの国営ヴェスチテレビニュース(Vesti TV news)の報道によると、非武装の抗議者はウクライナ軍と話そうとしましたが、銃撃で応じられました。氏名不詳のマリウポリの住人を引用し、テレビ局は救急隊員に対しても発砲があったと報じました。地方住民は、分離主義者が通りにバリケードを築く一方で、ウクライナの右派超国家主義者たちが、マウリポリのウクライナ軍に参加したと言うと、テレビは報じます。
ウクライナ軍の対分離主義者作戦は障害にぶつかりました。ウクライナ政府が対テロ作戦と呼んだ作戦は火曜日に始まり、東部ウクライナの街から地元政府ビルから親ロシアガンマンを追い払うことを狙っています。しかし、いくつかの地域で、水曜日、ウクライナ軍は親ロシア民兵から激しい抵抗に遭いました。クラマトルスク市(Kramatorsk)では、軍用車両6台がガンマンに乗っ取られ、彼らはウクライナ兵を武装解除し、その一部をバスで家に帰しました。スラビャンスク市(Sloviansk)の南では、ウクライナ軍車両14台が地元の民間人と親ロシアガンマンに包囲され、彼らはウクライナ兵の銃の弾倉を抜き取り、走り去らせました。
記事は一部を紹介しました。
ウクライナ軍の動きが芳しくないという報道が出始め、どうなっているのかが分からずにいましたが、少し情報が出るようになりました。
マリウポリの状況は未確認とはいえ、信憑性があります。また、ロシア軍が補給路として活用するアゾフ海の港町を重視し、特別警備隊を派遣したことは理解できます。この動きにロシアは反応してもおかしくありません。何もしないのなら、他の地域への侵攻もない証かもしれません。
クラマトルスク市、スラビャンスク市で、ウクライナ軍の冴えない動きが見られるのは、彼らの士気が低くいためなのでしょう。不用意に動いて、反政府派に拘束される失態を犯しました。理解できないことです。
反政府派の行動は過激ですが、クリミア半島と違い、住民の大半による運動には発展しないようです。
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