ショイグ国防相がウクライナ不侵を確約
military.comによれば、ロシアの国防大臣はチャック・ヘーゲル国防長官(Defense Secretary Chuck Hagel)に、ロシアはウクライナを侵略しないと保証しました。
ヘーゲル長官は月曜日にロシアの国防大臣と話し、その後、彼の広報官、ジョン・カービー海軍少将(Navy Rear Adm. John Kirby)は、2人がウクライナ危機について話し合ったと発表しました。カービー少将は、ヘーゲル長官はウクライナ東部でのロシアの意図を説明するように要請し、セルゲイ・ショイグ国防大臣(Sergei Shoygu)はロシア軍は侵略しないとヘーゲル長官に保証しました。欧州安全保障協力機構の査察官7人の釈放でロシアに協力を要請し、ロシアにウクライナ国内での不安定化の影響力を終わりにするようにも要請しました。
BBCによれば、親ロシア活動家はウクライナ東部のルハンシク(Luhansk)でいくつかの公的建物を襲撃しました。
彼らは、伝えられるところでは自動小銃を用いて、警察署を攻撃する前に地方政府の本部と検察官事務所を占領しました。オレクサンドル・トゥルチノフ暫定大統領(Interim President Olexander Turchynov)は地方警察を怠慢と犯罪的裏切りと非難しました。
棍棒と金属棒で武装した男たちのグループが建物に押し入りました。その入口は警察が警護していませんでした。それから彼らは屋根からウクライナの国旗を降ろし、ロシアとドネツク人民共和国の旗と差し替えました。その後、親ロシア活動家の群衆は内務省の警察本部を攻撃する前に、検察官事務所を収容する建物を制圧しました。ロイター通信社は約20人のガンマンが内部の警察官を降伏させるために自動火器を撃ち、閃光手榴弾を投げ始めたと言いました。活動家は地方テレビ局にも行きましたが、生放送をすることを許可した後で、占領しないことに決めました。占拠の後、トゥルチノフ大統領はルハンシクの警察署長の解任を要求しました。
記事は一部を紹介しました。
ショイグ国防大臣の発言とルハンシクでの進展はまったく合致しません。暴徒が閃光手榴弾という、手に入りにくい武器を持っていたことから、ロシアの支援があることを強く連想させます。まだ、ウクライナ東部への不安定化工作は続いていると考えなければなりません。この食い違いの理由が分からないこと、ロシアの戦略自体も混乱しているように見えることには困惑させられます。
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