ヨルダンの難民キャンプで暴動
BBCによれば、ヨルダンのザータリ難民キャンプ(Zaatari・kmzファイルはこちら)の暴動で少なくとも1人が死亡し、数十人が負傷しました。
ヨルダン軍はテントと車に火をつけた、石を投げる難民に催涙ガスを用いました。両者は暴力を引き起こしたことで互いを非難します。死者はシリア難民だったとヨルダン当局者は言いました。
ザータリ難民キャンプはシリア国境から約12kmのヨルダンの砂漠にあります。キャンプはケニヤ東部のダダブ(Dadaab)に次いで世界で2番目に大きい難民キャンプで、ヨルダンで4番目に大きな街となりました。
ヨルダン当局者は、暴力が警察がキャンプを不法に出ようとした難民のグループを逮捕した後で起きたと言いました。
「暴徒はテント6張とハウス・トレーラー2台を燃やし、警察署を攻撃しようとしたと、治安理事会は声明で言いました。
しかし、ザータリの住民は、衝突はヨルダン警察官がシリア人の子供を車でひいたために起きたと主張しました。目撃者は負傷した大勢の難民は当局が確認した3つの事例よりもずっと多いとも言いました。「我々は常に不公平に扱われています。我々は(シリアの)不正から別の不正へと逃げています」と、ある難民は言いました。
シリア難民キャンプ省の長、ワダー・ハモウド准将(Brig Gen Waddah Hmoud)は、警察官29人と憲兵隊員1人が負傷して病院に連れて行かれたと言いました。「残念なことに、シリア難民2人が銃弾で負傷し、一人は今朝亡くなりました」。
2012年7月に数百の難民家族で解説されたザータリ難民キャンプは、約30,000張のシェルターと管理ビルで構成されています。毎日配布される50万個のパンとの420万リットルの水に、連日約$500,000ドルの費用がかかります。
特派員は、ほとんどがダルア州(Daraa)出身の住人は多くの問題、最も大きい治安問題に直面し、キャンプでの生活は厳しいと言いました。需要に見合うために、超過人員のキャンプ、アズラク難民キャンプ(Azraq)が砂漠に建設中です。それは最大130,000人を収容する能力があります。
2011年3月以降、250万人以上がシリア国外へ逃げました。今週早く、国連はレバノンに登録されたシリア難民が百万人を超えたことを確認し、世界中の難民の集中で最高となりました。ヨルダンがこの後に来て、600,000人を収容しています。その他にはトルコ、イラクとエジプトがあります。
記事は一部を紹介しました。
Google Earthで難民キャンプの映像を見てもらえれば分かりますが、東西に3km、南北に2kmという巨大な施設です。 こういう環境が良好のはずはなく、難民たちは苦しい生活を強いられています。対応するホスト国も大変のはずです。
シリア紛争の問題は、大量の難民が国外に出ていることに他なりません。アサド政権を終わらせない限り、この状況は変わりません。この件については、すでに何度も書いたので繰り返しませんが、私には国際社会の関心が低いのが本当に不思議です。
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