米軍がイラク軍支援体制を整える
military.comによれば、追加された米軍がバグダッドに到着し、イラク国内の米軍兵力が500人になったと国防総省が木曜日に言いました。
スティーブン・ウォーレン大佐(Col. Steven Warren)は「彼らの一部は任務の助言と支援を行っており、一部は合同作戦センターに配置され、一部は治安協力のオフィスに参加し、その他は(対テロリズム保安チーム)小隊に参加する海兵隊員です」と言いました。
数字には、水曜日の夜にイラクに到着した4つの米軍顧問チームを含んでいます。軍事評価チームは大半が陸軍特殊部隊隊員で構成され、中佐によって指揮されています。これらのチームは、イラク軍の能力を評価し、助言と支援を与えるためにバグダッド全域に散開すると、ウォーレンは言いました。彼らは2〜3週間以内に報告書をまとめます。
バラク・オバマ大統領(President Barack Obama)は、ISISが6月初頭にはじめた電撃的攻勢へのイラク政府の対応を強化するために、1週間前に300人の軍事顧問を派遣することを承認しました。
ISISのテロの脅威に対抗するため、情報を共有し、計画を調整するために大統領の命令で、米軍はバグダッドに合同作戦センターを開設しました。2番目の合同作戦センターはイラク北部に、数日から数週間以内に確立される予定です。
military.comによれば、米軍は当地にいる米軍顧問を守るために無人攻撃機をバグダッド上空に飛ばし始めたとの報道が金曜日にありました。
米当局はイラク上空を飛ぶ無人偵察機のすべてが非武装だと言ってきました。しかし、CNNとAP通信が匿名の国防総省当局者は無人機は180人の軍事顧問のために追加的な保護を提供すると言ったと報じました。AP通信は、ここ数週間で軍がイラクに派遣した有人無人の偵察飛行を強化するために、当局者は飛行が少なくとも24〜48時間で始まると言ったと報じました。
防衛的ではない空爆はすべて、オバマ大統領の承認を必要とします。
米軍は金曜日、顧問チームを指揮するためにイラク戦争を経験した少将を指名しました。ダナ・J・H・ピタード陸軍少将(Army Maj. Gen. Dana J.H. Pittard)は、クウェートに拠点を置く第3軍の作戦担当副指揮官です。ピタード少将はイラク戦争で旅団指揮官を、その後、いらくの治安統制の転換を管理するためのイラク支援グループを指揮しました。(彼の軍歴書はこちら)
記事は一部を紹介しました。
かなり米軍の方針が分かってきました。無人攻撃機は主にバグダッド全域で活動する軍評価チームを支援するために活動するようです。その人数が180人なのだと思われます。その他は大半が屋内での活動となりそうです。今のところはバグダッドは戦場ではなく、評価チームも危険は多くはありません。
武装した無人機が使われているのは当然と思います。空から地上軍を支援するのは米軍の通常のやり方です。評価チームは少人数で、イラク軍と共に行動します。危険は小さいといっても、万一の場合に備えるのは当然です。
ISISの攻勢を止めるのが米軍の主目的で、それが完了したら、さっさと引き上げることになります。
しかし、イランの軍事顧問団もバグダッドにいるわけで、その実態や兼ね合いについては、報道されるチャンスはなさそうです。イラク政府がどうやってバランスを取っているのかが気になっています。
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