国連安保理が南スーダンの紛争当事者に警告
alarabiya.netによれば、国連安全保障理事会は金曜日、3ヶ月前に取り決めた和平協定に従わないなら、交戦中の派閥に制裁を加えると警告しました。
特使がこの国の指導者たちに直接メッセージを渡すことになっている、来週の安保理の大使の南スーダンに先立ち、満場一致の声明の中で警告が出されました。「サルバ・キール大統領(President Salva Kiir)とレイク・マシャル元副大統領(former vice president Riek Machar)がこの紛争で軍事的解決を追求し続けることは受け入れがたい」と15ヶ国の理事会メンバーは言いました。5月に調印された和平協定で、キール氏とマシャル氏は8月10日までに統一政府を設立することになっていますが、彼らが期日に間に合わせるという徴候はありません。
記事は一部を紹介しました。
つい数日前、ある新聞に南スーダンに派遣されている自衛隊を取材した記事が載りました。そこには、隊長の言葉として、紛争はあるものの、自衛隊がいる首都付近は平和だと書かれていました。
しかし、実際には国連が警告を出すほど、治安は悪化しており、統一政府樹立の見通しも立っていません。これが実態です。おそらく、終戦記念日を前に企画された記事だったのでしょうが、大手新聞には精々この程度の認識しかないことに驚かされます。国内メディアの南スーダンに関する記事を見ると、情報が少ない上に、日本政府を刺激しないように、楽観論ばかり書かれています。自衛隊が攻撃された場合は、これが一転して、悲観論でいっぱいになるはずです。この日本のメディアのおかしな性質を、我々はよく知っておく必要があります。
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