ISISが配下の戦闘員に結婚を許可する
alarabiya.netによれば、イラクとシリアのイスラム国家(ISIS)の指導者で、自称イスラムのカリフであるアブ・バクル・アル・バグダッディ(Abu Bakr al-Baghdadi)が過激派グループのメンバーに結婚する許可を与えると命じました。
許可は住宅と1200ドルの支給を含むとAl Arabiyaのニュースチャンネルは報じました。不倫を行った者に投石することを主唱するISISは、7月にシリアとイラクの彼らが支配する領域の戦闘員と結婚を望む女性に、結婚相談所を開設しました。
武装勢力グループのオフィスが、シリアのアレッポ州のアル・バブ町(al-Bab)で、ISISの戦闘員との結婚を望む独身女性と未亡人のために運営されていると人権団体は言います。監視団体は住民の話を引用し、当事者は氏名と住所を提供するよう求められ、それからISIS戦闘員がドアをノックして、公式に求婚すると言いました。
6月初旬、イラクでISISの支配下にあるバイジ(Baiji)の住民は、彼らが未婚の女性をスンニ派武装勢力と結婚させようとする試みから守っていると言いました。住民は、最大の恐怖は、ISIS戦闘員が家の中の既婚と未婚の女性の人数を尋ねるために戸別訪問していることから起きていると言いました。「彼らはムジャヒディンの多くは未婚で、妻を欲しがっていると言いました。彼らは女性の身分証名称(イラクで婚姻状態を示します)を見るために私の家に来ると言いました」とある女性は言いました。
8月の始めに、ヤジディ派(Yazidi)の拘束された女性は、年齢で2つのグループに分けれた、と目撃者は言いました。「彼らはすべて我々を信じるよう懇願しました」「彼らは私たちに家を与え、幸せな生活を導くと言います」。
女性が性的な奴隷にされ、強姦されているという噂は多くは偽りだと、日刊紙は報じました。ある警備兵が女性が拘留されている場所で女性の体をまさぐった時、彼の指は切り落とされました。
記事は一部を紹介しました。
ますます、まずい方向へ事態が進展しています。これは戦闘員の組織への定着を図り、組織を存続させようとする試みです。これが長期的に恒常化すれば、彼らは土着の軍隊となり、そこに定着するかも知れません。また、強姦の発生を防ぎ、規律の乱れも回避できます。従軍慰安婦などよりも、遙かに効果的な解決策と言えるでしょう。
現地の住民の自衛策はともかくとして、アメリカなどには対抗策がないので、手の打ちようがありません。
正直、こういう手があるとは考えもしませんでしたね。
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