女性過激派が斬首した首の写真を投稿
alarabiya.netによれば、イスラム国に参加するためにイギリスを出国した女性医学生と考えられる女性が、自身が切断された頭部を持った写真をソーシャルメディアに投稿したと「the Mail Online」は報じました。
ムジャヒダ・ビント・オサマ(Mujahidah Bint Osama)という名前のユーザーがツィッターに投稿した写真では、ニカブと白い白衣を着た女性が持つ切断済みの頭部に、後ろにいる子供2人がポカンと見取れるのがみられます。
ムジャヒダ(「Mujahid」の女性名)は、彼女が民兵グループと共に活動する医師だと主張しました。写真と共に、彼女は「夢に見た仕事、テロリストの医者」とツィートしました。
ツィッターのアカウントは停止されましたが、ブリティッシュ・デイリー紙は、彼女はフォロワー800人を集め、かつては死んだ兵士と9/11テロ攻撃の写真を投稿していました。
ビント・オサマは不眠症と膝の怪我を治療したこといついても投稿しました。彼女はアルカイダの公報、アンワル・アル・アウラキ(Anwar al-Awlaki)のような過激派の伝道者への称賛も投稿し、他の女性たちに好戦的イスラムに貢献するよう夫に圧力をかけるよう訴えたと、「the International Business Times」紙は言いました。同紙によれば、ビン・オサマは、ISISが支配するラッカ市(Raqaa)をパトロールし、非イスラム的行為を処罰する女性だけのグループ、アル・カンサー旅団(the al-Khansaa Brigade)のメンバーと考えられています。
スコットランド出身の別の20歳の女性、アクサ・マホード(Aqsa Mahmood)は、アル・カンサー旅団を設立する上で主要な役割を果たしたと考えられています。
このニュースは、イギリス人女性民兵が拘束したイラク女性をISIS民兵が運営する売春宿で性奴隷をさせているという報道に続きました。アル・カンサー旅団と呼ばれる女性警察部隊が運営する売春宿はISIS民兵が利用するために設置されました。最近、斬首されたイギリス人は、イギリス人女性過激派数名がいると信じられているラッカ市の近くで撮影されたと考えられています。
記事はほぼ全部を紹介しました。
元記事のリンクをクリックすれば、投稿された写真が見られます。頭部の部分は黒塗りですが、どんな写真かは理解できます。
イスラム国のやりたい放題ぶりは、もはや止められない状態になっています。結局のところ、彼らは西欧を憎むあまり、自分たちが最も嫌う「十字軍」になってしまったのです。
中世ヨーロッパで長期間に渡って行われた十字軍では、何をしても神が許すという考え方の下で、十字軍兵士はどんな悪行でも行いました。それによって、キリスト教徒とイスラム教徒の間に決定的な溝が生まれました。
十字軍は非難されるべきものでしたが、イスラム過激派は十字軍を憎みすぎて、自らが十字軍と同化したのだといえます。この事実を彼らがどう受け止めるかが問題です。
今後、どのような事態が起きるかも分かりません。それに対する心構えをしておくしかないということです。
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